さよなら「青もみじきらら」 叡山電鉄が撮影会と貸切運行を企画 定期検査後は元の「メープルレッド」塗装へ
叡山電鉄(本社:京都市左京区)の「青もみじきらら」が現行塗装での運行を終了します。
「青もみじきらら」は900系展望列車「きらら」の901-902号車。鞍馬線開通90周年事業の一環として、もとはメープルレッドだった塗装を塗り替え、2019年3月から運行を開始しました。
当初の運行予定は2020年12月上旬まででしたが、近年人気が高まっている新緑の爽やかなもみじをイメージした「メープルグリーン」塗装が大変好評であったことから、今日まで期間を延長して運行を続けてきました。
叡山電鉄によりますと、12月中旬から定期検査を実施するにあたり、本来の「メープルレッド」塗装へ復帰させるということです。そこで、「青もみじきらら」としては最後の週末に撮影会および貸切運行を開催します。
開催日は2024年12月7日(土)、京都市左京区の修学院車庫で午前中に撮影会を行ったのち、貸切列車として修学院車庫~八瀬比叡山口駅~出町柳駅を運行します。
参加費は大人6,000円。申込は2024年11月15日(金)10:00~12月5日(木)17:00まで、セブンチケットで受け付けます(定員に達し次第、受付を終了します)。
900系展望列車「きらら」は1997年10月に運行を開始。沿線の移り変わる景色を満喫しながら、ちょっとした旅気分を楽しめるよう大きな窓ガラスを採用し、一部の座席は窓側を向けて配置しているのが特徴です。座席の予約や特別な料金は不要で、他の車両と同様に普通運賃のみで乗車することができます。