箕輪小 足あとシールで注意喚起 自分の手で安全守る
箕輪小学校4年1組は3月14日、総合的な学習の時間の一環として、港北区役所と港北土木事務所と共同で、交通安全対策としての注意喚起用足あとシールを設置した。場所は、マツモトキヨシ日吉箕輪店付近の交差点前と同校正門前付近の横断歩道。
児童らは「まちの課題をアートで解決したい」と考える中、テーマの一つであった「交通安全」に着目。行政としても、近年、同校周辺では人口が増加しており、交通上安全な箇所に対してさらなる安全対策が必要と考えていた。児童からは、さまざまな対策案が出され、授業では、飛び出し等から歩行者を守るための足あとシールの設置や横断旗の制作をすることに。
シールはA3サイズのもの。児童らが代わるがわるハンマーで叩いて地面に食い込ませた。児童らからは、「叩く力が弱いと剝がれて強いと破れるので、加減が難しかった」「設置に至るまでが大変で、貴重な経験ができた」という声が上がっていた。
区政推進課の池田直紀さんは、「『まちのことを良くしたい』と考えてくれたことが嬉しかった。これからも、住んでいる日吉のことを考えて一緒にまちづくりを行っていきたい」と話した。