脱ファンを呼ぶほど神ってる演技力!見事なサイコパス役を演じきった韓国俳優 5人
韓国では今、チョン・へインのサイコパス演技が話題だ。
彼と言えば”国民の年下彼氏”と呼ばれ、キュートで爽やかな好青年イメージが強い俳優だが、映画『ベテラン2』(2024)では全く異なる顔をみせ観客を驚かせている。
ピュアなルックスを活かしたキャラクターを演じてきた彼とは真逆のキャラクターだ。
役者としてのステップアップを図るためだろうか、チョン・へイン以外にも韓国の芸能界にはゾッとするような演技を披露して実力の高さを立証した役者が。
そこで本記事では、脱ファンを呼ぶほど見事なサイコパス演技をしたことで知られる韓国俳優を5人ピックアップして紹介する。
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パク・ボゴム
1人目は、パク・ボゴム。『君を憶えてる』(KBS2/2015)で、幼い頃からサイコパス気質のある弁護士を熱演し、これまでとは180度異なる姿で観る者を驚かせた。
トレードマークの笑顔を封印した冷たい表情と、恐ろしい目の演技が印象的で、善と悪を行き来するキャラクターを見事に描き出した姿は、放送当時大きな話題となった。
イム・シワン
2人目は、イム・シワン。映画『スマホを落としただけなのに』(Netflix/2023)で、表の顔はスマホの修理業者だが、実は背筋の凍るような犯行に及ぶ連続殺人犯に扮した。
まさに“怪演”という言葉で表現するのにふさわしく、無表情かつ淡々とした感情の読めない演技が怖さを倍増させる。『ミセン-未生-』(tvN/2014)で、謙虚でまっすぐなチャン・グレを演じた役者とは思えない姿に驚くはず。
イ・ジョンソク
3人目は、イ・ジョンソク。2017年公開の映画『V.I.P. 修羅の獣たち』で、冷酷かつ残虐な連続殺人犯に扮した。
北朝鮮のエリート高官の息子で、権力を盾にやりたい放題。そもそも犯罪という概念がないかのような姿で次々と女性を暴行するなど犯行を繰り返す姿に、いつもロマンス演技でみせているスイートな彼の顔はない。
キム・ジェウク
4人目は、キム・ジェウク。『もうすぐ死にます』(TVING/2023)で、人間の最後を偶然目にしたのをきっかけに殺人を芸術と感じるようになり、人を拉致して殺害し、その姿を絵にする画家を演じた。
キム・ジェウクが持つ色気と、狂気が入り乱れた演技は独特の雰囲気を醸し出し、観る者に強い印象を残すとともに、物語をより一層盛り上げたとの評価。彼といえば『ボイス』(OCN/2017)でのサイコパス演技が有名だが、本作でも存在感を放っている。
オク・テギョン(2PM)
5人目は、オク・テギョン。大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)で、爽やかなイケメン弁護士かと思いきや、気に入らない人間を平気で殺害する極悪非道なキャラクターに扮した。
殺気だった目と表情、表の顔とのギャップが怖さを増し、視聴者は、「オク・テギョンならではの悪役を演じた」と絶賛、役者として大きくステップアップする機会となった。
(ライター/西谷瀬里)