大竹まこと「気づいたら箸3本持って」老化に愕然「妻には隠した」が安心のワケとは?
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組、『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 11月1日の放送は、講談社現代新書から発売中の『老化と寿命の謎』を著した、信濃毎日新聞特別編集員の飯島裕一氏が出演。本の内容について伺った。
壇蜜「日本は長寿国の世界一じゃないですか。なんでこんなに長生きになったんですか?」
飯島「まず平均寿命が伸びてきた、乳幼児の死亡率がうんと減った、ということです。それから医療の発達、清潔な社会になって伝染病が大きく減ってますね。過食が問題になってるんですが、栄養状態もずっと良くなってますし、それから福祉に関係する社会的な受け皿も充実してきた。そういうものが重なって、こんなに伸びた」
大竹「どのぐらい伸びてるってことになりますかね?」
飯島「日本の正式な統計が始まった明治の中頃から120年ぐらいの間に、だいたい40年伸びてます。倍になってます」
大竹「長生きすると老化現象がいろいろ起こってきます。寿命が延びた分、やっぱり認知症とかが、気になるところになります。私、この間ね。朝、サラダを食べる時にね、お箸をね、気がついたら3本持ってたんです」
飯島(笑)
壇蜜「それ、3本持ってるのすごくないですか? 逆に」
大竹「あのね、意外と持てるんですよ。パッと見たら3本持ってて、ちょっと驚いて。まあ妻には隠しておいたんですけど」
飯島「でもそれは、これはおかしいなっていうのをお気づきになって。それが認知症になると3本持っていても、おかしいと思わなくなるんです」
壇蜜「そうだ。3本持って食べ続けちゃいますからね」
大竹「まだ症状が浅い?」
飯島「いや症状が浅いというか、多分、加齢に伴う生理的なことの一つだと思っていただいていいと思います」
大竹「(笑)愕然としましたけどね」
壇蜜「おかしいなと気がつく段階ですから」
大竹「おかしいと気が付いて治せるということは、ああそうか」
壇蜜「バレないようにごまかしてるってことは大丈夫ってことですよね」
大竹「脳が動いてるからごまかせるんです」
壇蜜「ごまかせーって」
大竹「やかましいわ!」