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【ハンドメイド】大人かわいいフェルトのお花でヘアアクセサリー作り【作り方】

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秋の夜長はたっぷり時間。その時間を利用して、秋冬ファッションに添えたい小物を手作りしてみたいと思った筆者。今回はかわいいフェルトのヘアアクセサリーを作ってみることにしました。

◆この記事は『改訂版 フェルトで作る大人の花109』(ブティック社 刊)を参考に作成したものです。 

あたたかみのあるフェルトで可愛いお花を作りましょう

フェルトとは、羊やラクダなどの動物の毛を圧縮してシート状にしたものです。温かみと柔らかさのあるフェルトは、秋冬の小物作りにぴったりな素材ですよね。フェルトでお花を作りたいなと思っていたところ、こちらの書籍に出会いました。

ブティック社『改訂版 フェルトで作る大人の花109』(税込1,760円・2025年6月26日発売)はPieniSieniの著書。フェルトを切って貼るだけで、本格的でおしゃれな花を作ることができます。すべて茎つきの花なので、アクセサリーなどに活用しやすいのが特徴。既刊に作品を追加し、109種類の花の作り方をオールプロセス解説で紹介している書籍です。

PieniSieni(ピエニシエニ)●プロフィール

日本フェルタート協会代表理事。ビーズ・フェルト刺繍作家。花や昆虫をモチーフにした立体作品を得意とする。文部科学大臣賞をはじめ受賞多数。メディアの出演や講師活動、通信講座やキットのデザインなど幅広く活動。

初心者さんにも気軽に作れる茎付きのお花が可愛い

「大人の花」ということで、見た目はどれも本格的。すべて茎付きのリアルなデザインとなっています。どれもこれも可愛い! 写真でプロセス解説があるので分かりやすく、もちろん型紙も掲載されています。ワンポイントに使えるような小さなお花から、見映えのする大きなお花まで、たくさんのお花が紹介されていて、本を眺めているだけでも楽しいです。

切ったり、貼ったり、少し縫ったり。プロセスが思っている以上に簡単!

しかも、切ったり貼ったり、少し縫うプロセスだけで簡単に作れるので、初心者さんでも作りやすいなと思いました。茎付きのデザインということで、アクセサリーに活用しやすいとのこと。複数のお花をまとめてブーケにしたり、コサージュピンをつけてブローチにしたり。そのままお花として花瓶にさして飾るのも可愛いですよね。

フェルトの選び方:フェルトは「材質を意識」して選びましょう

ここで、筆者なりのフェルトの選び方をご紹介します。フェルトを選ぶときには「材質」を意識してみてください。お花などのモチーフ作りには、手芸店で購入できるウールの入ったものがおすすめです。100円ショップなどでもフェルトを見かけますが、材質はポリエステル100%のことが多いです(※筆者調べ)。ポリエステル100%は生地がやや硬めで、ゴワゴワとした感触があります。ハリがあるので、カットしやすく、アップリケなどの平面使いには扱いやすい材質です。

ウールが入っている柔らかなフェルトで小物作りを

今回のフェルトは手芸店で購入しました。材質はウール60%、レーヨン40%。生地に柔らかさがあり優しい手触りがあります。今回の作品には柔らかさがあった方がいいなと感じたので、こちらを選びました。葉の部分はハリがあってもいいので、ポリエステル100%でもいいかもしれません。もちろんどのフェルトでも作ることはできますが、用途に合わせて材質をちょっと意識してみましょう。

可愛いお花をハンドメイドしましょう!

それでは作っていきましょう。型紙をトレースして、お花のパーツをカットしていきます。

自分好みの材料で気軽に作っていきましょう

書籍では必要な材料として、花をまとめるのに「フローラルテープ」や「テープが巻かれた地巻きワイヤー」が使われています。筆者はヘアアクセサリーにしたいなと思ったので、カラーワイヤーを使ってみました。その他に必要なものは、刺繍糸や手縫い糸、そしてビーズなどです。

一輪ずつ可愛いお花が出来ていく喜びを感じながら

花弁にビーズを縫い付けて絞ることで、お花の立体感を表現します。

丸大ビーズを通したカラーワイヤーを中心に通して、ボンドで接着します。

これだけで、可愛いお花が一輪出来上がりました!

好きな色を組み合わせて、自分らしさを表現して

お花の色は書籍通りではなく、自分の好きな色の組み合わせで作ってみました。水色のお花には水色のビーズ、ネイビーのお花にはシルバーのビーズ。フェルトとビーズの組み合わせを変えるだけでも、雰囲気が変わるので自分好みに作るのが楽しいですよ。

ボンドがしっかりと固まるまで、グラスなどに入れて立てかけておくとお花の形が安定します。

フェルトのお花を「ヘアアクセサリー」に!

今回はヘアコームにお花をつけてみることにしました。ヘアピンやUピン、バレッタパーツ、かんざしパーツ、カチューシャなど、お好みのヘアアクセサリーパーツを使っていきましょう。いずれも手芸店や100円SHOPで購入できます。

作り方は様々な方法があると思いますが、ワイヤーをコーム本体に巻き付けてニッパーでカットしてみました。

ワイヤーの端が当たらないように、巻き終わりも気を付けましょう。少し余裕を持たせて巻き付けると、お花の角度も調整しやすくなります。

私だけの「オリジナルヘアアクセサリー」が完成!

シンプルにフェルトのお花を並べただけですが、とても可愛らしい仕上がりになりました。

大人可愛い! フェルトのお花でヘアアレンジを楽しんで

髪の毛をまとめて、そっとフェルトのお花を添えてみましょう。 ニットを着る時に合わせてみようかとイメージしながら作ってみました。お花のデザインが大人向けなので、派手になりすぎず、品のある仕上がりになったと思います。

まとめ:気軽に作れるフェルトのお花で毎日に可愛さをプラス! 秋冬小物をハンドメイドして自分らしさを楽しもう!

今回はフェルトでお花を作り、ヘアアクセサリーを作ってみました。持っている洋服の色に合わせたお花を作ってみたり、いくつか作ってその日の気分で使い分けるのも楽しいですね。

自己満足ですが、お花のヘアアクセサリーは気持ちを高めてくれます。自分好みのアイテムをハンドメイドして、自分に可愛いをプラスしていきましょう!

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