「ドッキリちゃうんかと思いました」 ダイアン・津田がゲスト声優として出演決定『映画キミとアイドルプリキュア♪』
『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!』にお笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏がゲスト声優として出演することが決定した。
入念な役作りでアイドルフェスの運営委員長・トットを熱演
本作の映画オリジナルキャラクターの珊瑚の妖精・トット役に、お笑いコンビ「ダイアン」の津田篤宏が決定。津田演じるトットは、“宇宙1”のアイドルフェス、[スーパーミラクルアイドルフェスティバル]の運営委員長で、うたたちをアイドルフェスティバルに招待した人物。まさに物語の発端となる人物だ。
青い海と珊瑚をイメージさせるシャツに、麦わら帽子とメガネ、蝶ネクタイという愛くるしいビジュアルが公開された時には、誰が声優を務めるのか、多くの予想の声が寄せられた。
監督を務めた小川孝治は、津田を起用した理由について「トットは映画の舞台の案内役の役割を担っていて長セリフが結構多いので他の映画で声優のご経験がある津田さんにお願いすることになりました」と、声優としての津田の経験を見込んだキャスティングであることを明かしている。
プロデューサーの皆川も「今回の舞台である「アイアイ島」について視聴者に伝える大切な役割を担っております。ダイアン津田さんが持ってらっしゃる明るくてコミカルな雰囲気がフェスのシーン全体を魅力的にしてくださると思い今回お願いするに至りました」と津田のキャラクター性が本作に素敵なアクセントを加えてくれることへの期待を語った。
アフレコでは涙する人も
アイアイ島を知り尽くすトットは、スーパーミラクルアイドルフェスティバルの運営だけでなく、アイドルプリキュアに島の全貌や歴史を案内するなど大活躍。さらにトットの発言には映画の中で重要な意味をもつものも含まれているという。
そんな映画に欠かせない重要なキャラクターに決定したことを知った時の気持ちについて、津田は「驚いたのはもちろん、マネージャーと『これほんまなのか、ドッキリちゃうんか?』というラリーを何回も繰り返しました」と予想外のオファーであったことを回顧。3人の子の父親としての顔も持つ津田だが、まだ子どもたちには本作への出演を秘密にしているようで、その反応が楽しみであることも明かしている。
芸歴25年を迎え、芸人として第一線で走り続けているだけでなく、近年は「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(2023)や「逃走中 THE MOVIE」(2024)など映画へも出演。さらには、「白雪姫」(2025)に声優として出演し、多岐にわたる活躍を遂げている津田。
本作のアフレコへ向けて、かなり気持ちを高めていたようで、「自分の内からトットになりたいと思い、食事量を増やしたり、衣装もずっとトットに似た青いシャツを着ています。もうトットのことしか考えていなかったです(笑)」と冗談交じりながらも役作りへの熱量を語っている。
入念な準備で挑んだアフレコの手応えについて、「自分で点数をつけるというよりは、監督さんがつけてくださるものですが、OKをもらって振り向いたときに、何人か泣いている方もおられたので、高い点数を出せたのではないかと思います!」とかなりの自信をのぞかせた。
これには小川監督からも「キャラの役割ゆえに細かい演技指示などがあったのですが、それを即座に演技に反映して頂き、飄々とした素敵なキャラになりました!」と絶賛のコメントが届いている。
津田からは、映画を楽しみに待っている人たちへ「『映画キミとアイドルプリキュア♪』、ぜひ観に来てください。お子さんだけじゃなく、親御さん、おじいちゃん、おばあちゃん、若い子、全員観に来てください!来てくれた方には、スーを差し上げます!!」とメッセージが寄せられた。
『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!』は9月12日(金)より全国公開