【お料理レシピ】食のプロが伝授! 炊飯器で手軽に作れるエスニック【海南鶏飯】3種の万能ソース
KNBテレビ『いっちゃん☆KNB』の人気コーナー「ダイドコロノート」。
おうちでおいしい簡単レシピを食のプロが伝授してくれます。
今回は、炊飯器を使って手軽に作れる本格エスニック「海南鶏飯(ハイナンチーハン)」。
料理研究家の山崎亮子さんがレシピとコツを教えてくれました。
炊飯器を使って手軽に本格エスニック!
「海南鶏飯(ハイナンチーハン)」は、中国最南部の海南地方発祥と言われる料理で、シンガポールチキンライスや、タイではカオマンガイとして親しまれる鶏肉料理です。
丸ごとゆでた鶏肉とそのスープで炊いたライスを一緒に盛り、スパイスやハーブなどと一緒に味わいます。今回は、エスニック料理に使えるタレも3種類作り、炊飯器を使ったお手軽な作り方を紹介します。
材料
【2人分】
鶏モモ肉 1枚
キュウリ 1/2本
パクチー お好みで(苦手な方はレタスでもOK)
米 1合
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
鶏ガラスープの素 小さじ1
生姜 1片(チューブでもOK)
ニンニク 1片(チューブでもOK)
作り方
① 鶏モモ肉の皮をはずして、酒をふり 10分置く
◆POINT◆
鶏肉は、冷蔵庫から出したての冷たい状態のまま炊くと火が通りにくいので、常温に戻しておきましょう。
皮と肉の間にある脂身を取り除いておくと、味がスッキリします。
② キュウリを千切りにする
◆POINT◆
キュウリは切る前に種を取り除きましょう。水分で味が薄まるのを防ぎます。
炒め物や酢物にするときにも使えるテクニックです!
③ パクチーを食べやすい大きさにちぎる
◆POINT◆
パクチーが苦手な人は、レタスに変えてもOK。
パクチーの茎は後で使うので捨てずに取っておきましょう。
④ごはんに鶏ガラスープ、生姜、ニンニク塩を加え、鶏肉を入れて炊飯する
◆POINT◆
米は事前に30分浸水しましょう。
浸水しておけば早炊きでもOK。仕上がりもふっくらします。
炊くときにパクチーの茎を加えるとエスニックな風味が出ます。
あればレモングラスもオおススメ!
⑤ 炊いている間にソースを作る
【味噌だれ】
味噌 20g
オイスターソース 大さじ2
砂糖 大さじ2
生姜 1片
ニンニク 1片
醤油 大さじ1
◆POINT◆
味噌→ニンニク・生姜→砂糖→オイスターソース→醤油の順に混ぜましょう。
濃いものに薄いものを、固体に液体を混ぜると、分離せず早く混ざります。
【スイートチリソース】
ケチャップ 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1
鷹の爪 小さじ1/2(一味唐辛子でもOK)
◆POINT◆
ケチャップ→砂糖→酢→鷹の爪の順に混ぜます。
レモンやライムをプラスするとさらにエスニック感がUP!
【ピーナッツソース】
ピーナッツバター 大さじ3
酢 大さじ1
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ2
◆POINT◆
ピーナッツバター→砂糖→酢→醤油の順に混ぜます。
ピーナッツバターの甘さによって砂糖の量を調節しましょう。
⑥炊けたら 鶏肉をカットして盛り付けて完成!
ソースはいろんな料理に使えるので、アレンジもオススメ!
3種のソースは冷蔵庫で1か月程度保存できるので、いろんな料理に活用するのもオススメです。
〈味噌ダレ〉
焼き肉、焼き鳥、唐揚げなどの肉料理など
〈スイートチリソース〉
白身魚、生春巻き、カルパッチョなど
〈ピーナッツソース〉
東南アジア風の焼き鳥(サテ)、カナッペなど
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年4月3日放送
記事編集:nan-nan編集部