「税の考え方知って」 納税貯蓄組合連合会が授業
藤沢税務署(丸山宏署長)と同署管内納税貯蓄組合連合会(小野正裕会長)が先月30日、亀井野小学校で租税教室を行った。納税貯蓄組合が租税教室の講師を務めるのは県内初の試み。
参加したのは6年生3クラスの児童89人。同署広報官と同組合の小野会長、伊礼清子理事が講師を担当した。
授業では、クイズを出題したり、動画を視聴したりしながら「なぜ国によって税率が違うのか」、「税金で賄われる公共サービスとは」など税について分かりやすく児童に説明した。また、小学校の建設や教科書代にも税金が使われている事を伝え、「大事に使おうね」と呼び掛けた。
小野会長は、「初の試みだが児童と気軽に楽しめた。税に対する考え方を少しでも伝えられるよう今後も活動を広げていきたい」と期待を込めた。