足踏みのチーム“再加速”と個人5年ぶり“最多勝”へ ソフトバンク・有原航平が負けられない一戦に挑む
ハーラートップ伊藤大海と1勝差
マジック5で迎えた2位・日本ハムとの直接対決で連敗。2連勝で優勝を決めるチャンスだった中、足踏みを食らったソフトバンク。仕切り直してもう一度マジックを減らしていくことができるか、重要な20日のオリックス戦でチームの勝ち頭・有原航平が先発マウンドに登る。
今季は23試合に先発して12勝7敗、防御率2.54。ハーラートップを快走してきたが、18日の日本ハム戦でチームが伊藤大海に完封負けを喫したことで、伊藤が13勝に到達。有原は一歩遅れを取ることとなってしまった。
2連敗中の嫌なムードを振り払うためにも、自身の5年ぶりとなる最多勝のタイトルのためにも負けられない一戦。メジャーも経験したベテランの“ここ一番”の投球に注目だ。
7連敗中のチームを救う投球を
対するオリックスは田嶋大樹が中8日で先発マウンドに登る。
今季はここまで19試合の登板で6勝7敗と負け越しがひとつ。8月12日のロッテ戦で6勝目を挙げて以降、直近4戦3敗と苦しい投球が続いている。
チームも9月10日のロッテ戦から7連敗中と厳しい現状。残りわずかとなった試合の中でパ・リーグ3連覇王者としての意地を見せるために、まずは連敗を止めたいところ。田嶋の奮起に期待がかかる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
ヤクルト・サイスニード-中日・小笠原慎之介(神宮)
DeNA・森唯斗-阪神・西勇輝(横浜)
広島・大瀬良大地-巨人・井上温大(マツダスタジアム)
日本ハム・バーヘイゲン-楽天・早川隆久(エスコンF)
【関連記事】
・青木宣親、金子侑司、増田達至ら11名が現役生活にピリオド【プロ野球・2024年引退選手一覧】
・阪神・秋山拓巳が引退 なぜか打てない「遅球」で打者を翻弄、ファンを魅了した15年間
・セ・リーグの頂点を争う巨人と阪神をデータ比較、100年目の甲子園で何かが起こる!?
記事:SPAIA編集部