猫の姿が『例えられがちなもの』6選 香箱やアンモナイトだけじゃない!
例えられがちな「アイテム」2選
1.香箱
足をお行儀よくたたんで座る姿は、まるで「香箱」です。香箱座りという呼び名がついており、前足の絶妙なすき間は、思わず指を入れ込みたくなるような魅惑のスポットです。
香箱とは、その昔、お香や茶道具を収納するために使われていたアイテムですが、いつ頃から猫が香箱に例えられ始めたのかは、はっきりとしていません。
2.クッション
ソファのすみっこで四角形のかたちで丸まって眠る姿は、まるで「クッション」のように例えられることがあります。単色の猫であれば、よりクッション感が増すでしょう。
間違えてクッションの上に座ったり、背もたれとして使ったりしないように、飼い主さんの安全確認が必要そうです。
例えられがちな「生物」2選
3.アンモナイト
猫は、その身体の柔らかさを活かして、ときに伸び、そしてときに丸まります。
綺麗に丸まってリラックスする姿は、芸術作品のように美しく、古代化石の「アンモナイト」を彷彿させます。その言葉になぞらえて、なかにはアンモニャイトやニャンモナイトと呼ばれることもあります。
同居猫同士の相性がよければ、くっついて眠る「合体型のアンモナイト」も見ることができるかもしれません。
4.ツチノコ
1970年代に日本中を賑わせた、未確認生物といえば「ツチノコ」です。
結局実在するかどうかも分からず、いつの間にかブームは去ってしまいましたが、代わりに猫がツチノコになりきってくれるかもしれません。香箱座りの進化系のような、足を隠してあごを床につける姿は、ユーモアたっぷりです。
このポーズを取る猫のリラックス度は、香箱座りをも上回ると言われています。
例えられがちな「食べ物」2選
5.チキン
特に茶系の猫が例えられやすい食べ物といえば「チキン」ではないでしょうか。
猫が寝ているときに足をピーンとさせたり、毛づくろい中に足を上にあげたりする姿は、だんだんと美味しそうに見えてきて危険です…!足の部分が、食べるときの持ち手のような雰囲気を高めるのでしょう。
筆者がSNSの情報を確認したところ、黒系の猫が毛づくろいをする姿が「焦げたチキン」に見えると話題となっていました。
6.食パン
食パンの擬態化は、どちらかというと白猫の得意分野でしょう。香箱座りの姿を見ても、香箱よりも食パンを連想させるかもしれません。
猫は「狭い空間が好き」であることを活かし、透明の収納ボックスに誘導して、食パンの焼き型のように演出してみるのも面白そうです。
また、猫が懸命にふみふみする姿も、まるでパンをこねているようで愛らしいでしょう。
まとめ
多くの猫飼いさんが、猫の擬態化に魅了されています。
ツチノコのような幻の生き物から、思わずかじりたくなるチキンまで、そのバリエーションは実に豊かです。美味しそうに見えてもグッとこらえ、猫の匂いを嗅ぐ程度にとどめましょう。
ふとした瞬間に「うちの猫、何だかクッションみたい…」「アンモナイトを見つけた!」と感じることは、愛猫と暮らす楽しみのひとつにもなるでしょう。