藤枝MYFCが首位・千葉撃破へ虎視眈々 杉田真彦と中川創が元同僚の10番を封じる!
J2藤枝MYFCは13日、藤枝総合運動公園サッカー場で首位・ジェフユナイテッド千葉を迎え撃ちます。相手の10番は、2023年まで藤枝でプレーしたMF横山暁之選手。ここまで3得点2アシストと存在感を示す元チームメートとの対戦を前に、藤枝の杉田真彦選手、中川創主将が思いを語りました。
MF杉田、千葉の横山暁之へ「自由にさせない」と宣戦布告!
ー前節は欠場でした。
完全に休みました。今回は良いコンディションで試合に持っていけたらと思います。
ー前節で鳥栖に敗れ、第2節の今治戦から続いていた無敗が止まった中で迎える千葉戦だが。
連敗は避けたいです。上に行くチームは連敗しないので、ここが今季の中で一番試されるゲームになると思います。勝ちに行くという気持ちをしっかりもっていけば戦えると感じています。
ー鳥栖戦は観戦。感じたことは。
怖さが少なかったです。ボールを回すことはうまいかもしれないが、ゴールに迫っている場面が多くはなかったので、攻め込む回数をどれだけ増やせるかが今回は鍵になると思います。
ー千葉に対しても真っ向勝負を挑む?
個人がうまいので、まずはおのおのが剥がされないことが重要。攻めていく中で剥がされ始めたら、試合の中での修正が求められると思うので、選手間で話し合っていきたいです。
ー横山選手には自由にさせたくないか?
させません。彼は今乗っているので自由にさせたらこちらが厳しくなります。自分(の持ち場)だと思うので、楽しみです。
ー千葉のスタイルについては。
個人が強く、その中でサイドが強烈な印象があります。サイドは1対1の戦いにもなると思うので、そこでどう対応するか。自分たちが攻め続ければ、そんなに守備でくらうこともないと思うので、攻撃して守備をするという意識を持ちたいです。
中川主将「上に行くには重要な試合」
ー鳥栖戦を振り返って。
ゴールに向かう姿勢、ボックス内に進入する回数が少なく、脅威が足りなかったと感じています。ボールを持てて、意図的に動かせる時間帯がありましたが、その部分にフォーカスしすぎてビルドアップする位置が低かった。せっかく奪ってカウンターを打てそうなチャンスがあったのに、ボールを握れる感覚もあったからこそ遅攻になってしまった部分がありました。
ー対千葉は重要な一戦になる。
今季は、今まで勝ち点を奪えなかったチームに対しても、しっかり戦えている感覚があるので、千葉戦も同様に挑みたいです。上に行くためには連敗は絶対にしてはいけません。勝ち点3を取りにいく姿勢を見せ続けないといけない。非常に重要な試合になります。
ー横山選手を抑えるのがポイントになる?
僕は相手に誰がいるとかを、あまり気にしないようにしているタイプ。もちろんヨコ君のうまさも知っているし、藤枝で少しだが一緒にプレーしているので素晴らしさは分かっています。僕がというよりチーム全体で抑えられれば。相手のストロングの選手を潰す時間が多いほど自分たちの時間が来る。真彦がギラギラしていると思うので彼にも任せたいです。
ー今年は今まで苦戦した相手に好戦を展開している。
長崎、大分、いわきと、少しずつ自分たちのやってきたことが実になってきています。ここで千葉に勝てればよりエネルギーが戻ると思うので、もう一度再燃させたいです。