ビジネスを始めるのに自分の〝夢〟は必要?【眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話】
ビジネスを始めるのに自分の〝夢〟は必要!
自分の〝ビジョン〟を明確にしよう!
最初の「社会の問題点を解決するサービスを」(書籍8ページ参照)の話にもつながるのですが、「社会をこう変えたい」「こういう課題が世の中にあってもっとこれをよくしたい」というビジョンがないといけません。
なぜなら、そうしたものがないと、その会社に発注しようと思われませんし、その会社に入りたいとも思われないはずです。ですので、ビジネスを始めるのに、〝どういう社会を実現したいか〟〝自分がどうなりたいか〟といった社長の夢みたいなことは、とても大事です。
たとえば、フランチャイズ(FC)チャンネルは、私が武田塾を直営で8年間やって伸び悩んでいたときにフランチャイズ化の話があり、そこから8年間で年商1億円が100億円になった経験から、「人生を大きく変えたその素晴らしさを伝えたい」と思い立ち上げました。
逆に、「これちょっと儲かりそうだな」と安易に考えて始めたビジネスで数千万円の赤字をだしたこともあります。いろいろな事業をやりましたが、やはり思いや、ビジョンがないと失敗しやすいと思います。実は、会社経営においては、そうした部分がサービスや商品よりも大事と言えるくらいの位置を占めています。ビジョンというのはそれくらい重要なものだと覚えておいてください。
ビジョンはとても大切!
明確なビジョンがなければ人はついてこない
ビジョン
「自分はこうなりたい」「社会をこう変えたい」「世の中にある課題を改善したい」
[会社経営において最も大事なのは明確なビジョンを示すこと!]
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話』著:林 尚弘