北朝鮮の武器の精度が向上する?プーチン大統領の動向から予測する恐ろしい未来
6月14日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ロシアと北朝鮮の関係ついて意見を交わした。
ロシアのプーチン大統領が近く北朝鮮を訪問し、 金正恩 朝鮮労働党総書記と首脳会談を行うとの見方が強まっている。プーチン氏が訪朝すれば2000年7月以来24年ぶりとなる。 韓国大統領府高官は12日に記者団に対し、「プーチン氏が数日以内に北朝鮮を訪れる」と述べた。根拠は示さなかった。韓国紙・東亜日報は13日、韓国政府高官の話としてプーチン氏の訪朝時期を「来週初め」とする見方を伝えた。
寺島アナ「プーチン大統領の動きですが、これは内藤さんいかがでしょう?」
内藤「かつては北朝鮮がロシアに支援を求めてモスクワに行ってたんですけどね。ロシアとしては、北朝鮮の武器はポンコツかもしれないけども、とりあえず売ってもらわなきゃいけない、という話でしょう」
寺島「そうですね。命中率なども悪いみたいですからね」
内藤「でも、逆に北朝鮮にしてみれば、悪いものでも何でも買ってくれるし、それでどんどん作ってるうちに精度が上がってきますからね。技術者は失敗を認めて改善することが次につながるので、決して馬鹿にしてはいられないんですよ」
寺島「むしろ恐ろしいですね」
内藤「そうなんです。彼らのことを馬鹿にしないで、ちゃんと恐怖を恐怖として感じないといけません」
寺島「ロシアと北朝鮮は関係強化していて、去年9月には金正恩氏がロシアを訪問し、プーチン大統領と首脳会談を行っています。ロシアと北朝鮮が関係強化ということは、日本にとっても恐ろしいことでありますね」