オーナーは競輪選手!旦過市場で異彩を放つ「べニーズコーヒー」 多様なオリジナルドリンクとチーズケーキ【北九州市小倉北区】
旦過市場の中にあるコーヒー店「BENNY’S COFFEE(べニーズコーヒー)」。
買い物途中に見つけて気になったので、実際に訪問してみました。その時の様子と、後日お店のオーナーに聞いたお話を紹介します。
旦過市場内にあるコーヒー店
海産物や野菜、惣菜店などが並ぶ市場に、白い看板で黒文字のライトアップされた看板が突如現れ、目を惹きます。
「佐川鮮魚店」と「蒲鉾やすの」の間にあるコーヒー店が「BENNY’S COFFEE」です。
持ち帰りも販売しているとのことで、コーヒーをテイクアウトすることにしました。
エスプレッソやカフェラテ、抹茶ラテなど色々な種類があります。メニュー選びに悩んでいると、女性スタッフの人が丁寧にメニューの説明をしてくれました。
気になるドリンクメニューが多数
中でも気になったのは、「珈琲屋さんのチェリーソーダ」。
チェリーといっても、果物のさくらんぼではなく、「コーヒーチェリー」というコーヒーの実のことだそう。今回は、こちらを選びました。
一緒にいた友人は、「チョコレート」を注文。「2人ともコーヒー頼んでないじゃん!」と苦笑いしつつも、話題が尽きないくらい気になるドリンクがたくさんありました。
今回はテイクアウトでしたが、他に来店者がいないこと、非常に寒い日だったことから、「店内で待たれてていいですよ」と声をかけていただき、お言葉に甘えて店内で待つことに。
店内は木目調のカウンター席が8つあり、思ったよりも広くて、ゆっくりくつろげそうな空間でした。
2階はレンタルスペースとして貸し出しており、現在は主に英会話教室と、予約制のカイロプラクティックとして使用しているそうです。
<珈琲屋さんのチェリーソーダ>と<チョコレート>を飲んでみた
「珈琲屋さんのチェリーソーダ」は、少し酸味のあるシロップと炭酸のシュワッとした爽快感がよく合います。ライムが入っているので、食事にも合いそうなくらいすっきりとした後味です。
友人が注文した「チョコレート」は、思い浮かべていた甘いホットチョコレートと違い、濃厚だけど口当たりよく飲みやすいとのこと。
また、テイクアウトで蓋を閉めるにもかかわらず、ラテアートをしてくれていました。
注文時から商品まで、スタッフやオーナーの優しさを感じます。
こだわりの生豆を自家焙煎 店内限定で<チーズケーキ>も
後日、オーナーにお話を聞くことができました。
エスプレッソ豆はお気に入りのものを別の店で買い付けし、ドリップコーヒー全般は自家焙煎した豆を使用しているそうです。
コーヒー豆のこだわりを聞いたところ、「基本的にプレミアムまたはスペシャルティーのみで、品質の良い生豆を使用することにこだわっています。様々な国のテロワール(地理や地勢、気候による特徴)や、精製方法による違いをお楽しみいただくためのメニュー組みを心がけています」と話してくれました。
ちなみに、小倉北区足原の住宅街にある「coffee stand NICO」のドリップパックも、こちらで製作したのだとか。
また店内限定で、チーズケーキも注文することができるそうですよ。
オーナーの本職は競輪選手
元々通っていた旦過市場にあったコーヒー屋さんが閉店すると聞いて、「それなら自分で旦過市場の憩いの場を作ろう」と考えたことがお店を始めるきっかけ。
オーナーのヒデさんは、実は本職が競輪選手だそうで、「自分の人生には、競輪のトレーニング後のランチとカフェは欠かせなかったので、それならカフェは作ってしまおうと思ったこともきっかけですね」と話していました。
詳細は、BENNY’S COFFEEのインスタグラムで確認できます。
<BENNY’S COFFEE(べニーズコーヒー)>
■所在地/北九州市小倉北区魚町4-1-18(旦過市場内)
■営業時間/11:30~17:00(lo.16:30)
■定休日/木曜日
■駐車場/なし
※2025年2月7日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)