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醒ヶ井養鱒場でのルアー釣行でマス30匹キャッチ【滋賀】高水温に苦戦か

TSURINEWS

醒ヶ井養鱒場で仕留めたニジマス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

家の用事を済ませて実家に帰省することになったのだが、醒ヶ井養鱒場までの距離が自宅より少し近い。そこで、醒ヶ井養鱒場へ1年ぶりのエリアトラウト釣行に行くことにした。

醒ヶ井養鱒場でエリアトラウト釣行

醒ヶ井養鱒場は滋賀県米原市にある滋賀県立の施設でサケ科魚をはじめとした養殖や研究が行われており、ルアー釣り場は2000年代初頭にオープンしている。

関西でも有数の放流量を誇る釣り場で大会ともなれば前日放流と当日放流を合わせて1万匹を超える魚が放流される釣り場でもある。放流量もさることながら自然に囲まれたロケーションはまさに避暑地そのものである。

遅めの釣行開始

こちらの管理釣り場は自宅からは少し距離もあるうえに、毎回高速での移動はお財布事情にも影響するので連休のタイミングで行くことが多い。私の住む大阪からだと約3時間程である。今回の釣行は大津まで下道でそこから高速で一気に北上する予定だ。

しかし、下道での移動が予定以上に長くなり朝一番の到着には間に合わず到着したのは放流が終わってしばらくしてからであった。

目ぼしい桟橋のポイントは全部埋まっており川側の木陰の場所に入る。準備をしつつ桟橋を見回すと……。通い詰めている千早川メンバーがいるではないか。知っているだけで5人は千早川に良く来ているメンバーがきていた。やっぱりみんな醒ヶ井も来てるんやと思いつつ準備を済ませた。

午前中は思ったよりも数が伸びない

放流は既に終わっているので重めのスプーンでセカンドやサードパターンで使うものから試していく。一年振りの醒ヶ井は歓迎してくれるだろうか?

まずはデイジー0.8gの自塗りの青銀からキャスト表層から順番に釣っていくもアタリが出ない。中層から下の方が活性は高そうなのでゆっくり目に引くとヒット。幸先がいい。しかし3匹釣った時点で目の前からマスが消えた。

自塗りスプーンにヒット(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

やはりミノーの展開が良いかもと思い、ダブルクラッチ45F1でマジックジャークを試すとこれもまたヒット。やはり醒ヶ井はミノーが効く釣り場である。まだ一桁の段階だが陽がどんどん高くなるとみる間みる間に活性が下がっていくのが分かった。

ポイントを替えて釣っていくもたまにミノーでヒットする程度。去年ってこんな感じだったかな?と思い出しつつ気が付けばお昼。この時点で13匹……。あれおかしいぞ。

昼食休憩をとって午後の釣りへ

お昼はコンビニで購入したおにぎりとパンで簡単に済ませた。醒ヶ井養鱒場は観光施設でもあるので施設内に食事処があり特にマス寿司は絶品だ。しかし釣りに割く時間もあるので今回はコンビニごはんとした。

昼食後はトイレ休憩も兼ねて少し散策してみる。ありとあらゆる所にマスが放流されており見ているだけでも楽しい。夏休みという事もありファミリーで餌やり体験などはいっぱいであった。

施設内の清流には大型のマスがいっぱい(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

暑すぎてマスが釣れない

お昼からは桟橋にも空きが出始めたので桟橋に移動する。しかし厳しい状況に変わりはない。マイクロスプーンやクランクが中心の展開となるが、マイクロスプーンでポツリポツリと拾える程度だ。時速2匹程度の非常に厳しい状況であった。

やはり水温と日光を嫌って桟橋の下やルアーを通せないシェードに入っていると思われる。見えるマスが圧倒的に少ない。

夕マヅメにチャンス到来

夕方に入ると急に魚が動き出して釣れ始めた。私も川側のマスが多い場所に入る事が出来たのでイーグルプレーヤーGJのイワチャキンを投入。するとあれよあれよいう間に連発でヒット!

ただし、ここでのミノーのマジックジャークは普通のエリアより深い場所を通すためバットまで水に入れてかがんだ状態でリールのハンドル操作でジャークを行う事が多い。

私は自分で「醒ヶ井ジャーク」と呼んでいるが筆者のように身長180cm越えの人がやると本当に腰が痛くなる(笑)イーグルプレーヤーGJとTCレイゲンのDRを交換しながら釣っていくがタイムアップとなった。

マジックジャークで連発(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

久しぶりの醒ヶ井は厳しい釣果に

結果はほぼ1日通して30匹と非常に厳しい醒ヶ井の洗礼であった。水温が下がれば100匹越えも珍しくない釣り場なだけに、高水温ではやはり厳しい。

反省点としてはバラシもさることながらコロコロ変わるレンジに対応できなかった事と桟橋の下の魚に上手く対応できなかった所だろう。

9月に入ってもまだまだ水温も気温も高い時期は続く。しっかりと練習して冬からのトーナメントに向けて備えたい。

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

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