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苺好き必食の新食感!完熟苺まるごと!震災を乗り越えて生まれたかき氷

おとりよせネット

いち氷

「燦燦園」のある山元町は、宮城県の中でも南寄りの海沿いにあり、東北最大級の苺の栽培地として知られます。この地域は、東日本大震災で大きな被害を受け、3代目の深沼陽一さんも、苺の栽培ハウス1棟のみを残し、自宅も津波で流されてしまったそうです。

しかし、そんな危機を乗り越え、最新のIT機器を採り入れ、先進的な栽培に取り組んでいる苺農家さんだと、以前に、知り合いの紹介で訪問させていただきました。

栽培歴50年以上の職人の技を基礎に、温度・湿度・光量・CO2濃度などのデータを科学的に徹底管理し、水やりや冬場の加温など可能な作業を自動化。一般的な流通のように、途中で傷まないようにと早採りすることなく、完熟いちごの収穫にこだわっています。生産者の熱い想いと緻密で冷静な分析力から生まれる、新時代の苺だなと感じました。

2014年頃から、スイーツ開発を軸に自社栽培苺の加工販売を行う6次産業化を進め、地元のイベントでの提供から始めたのが、この新感覚の苺のかき氷でした。水や氷は使わず、完熟苺を丸ごと凍らせて、それを薄く削った、100%苺という贅沢さ!ヒントにしたのは、深沼さんが昔からやっていた、苺農家ならではの食べ方だったそうです。

シャクシャクとした食感のスライス冷凍苺が口の中でとけて、甘酸っぱい苺そのものの味と香りがいっぱいに広がります。さっぱりとして、何とも爽やか!別添えで、苺とグラニュー糖、レモン汁だけで作った果肉感たっぷりの無添加苺ジャムと練乳がつくので、好みでかけて、途中から味の変化を楽しむこともできます。

2015年9月、「宮城スタジアム」で人気グループ「嵐」の東日本大震災復興支援コンサートが行われた時には、用意した2000食分の「いち氷」が4時間で完売する大人気ぶりだったそう。

イベント販売を続けるうちに、仙台の新しい夏の風物詩として少しずつ認知され、今では「燦燦園」オリジナルの商標登録商品に。そして、また食べたい、家でも食べたいというファンからの声に応えて、お取り寄せも出来るようになりました。

6個セットなので、大勢集まる時に合わせて準備してもいいですし、冷凍庫に入れておけば、夏のご褒美おやつとして、好きな時に楽しめます。暑さに負けて食欲のない時や、喉が渇いた時の水分補給、ビタミン補給にもお勧めですよ!

商品名:いち氷
販売:いちご屋 燦燦園
文:お取り寄せの達人:平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

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