料理が苦手な私がやってしまった、離乳食の珍事件3選!
2人姉妹を育てるママライターの愛華です。私が長女を妊娠したのは31歳の時でした。もともと料理が苦手な私が、離乳食作りで起きた印象深い、3つの珍エピソードをご紹介したいと思います。
腕が筋肉痛になってようやく買ったベビーチェア
最初、我が家ではベビーチェアを使わず、抱っこして離乳食をあげていました。
「腕が耐えきれなくなったらベビーチェアを買おう」と、今思えば何のためなのか、変に頑張っていた私…。
結果、ベビーチェアを買ったのは、長女が10ヶ月の頃。長女の頭を片方の腕に乗せて、片方の手で離乳食をすくい食べさせる、というのをやり続けていたら、筋肉痛になってしまいました。そこまできてやっと「ベビーチェアを買わなくちゃ!」と思いました。今思えば遅すぎた気がします。
ある日、スポーツジムで筋肉量をはかったら、利き手よりも逆腕の筋肉量の方が多くなっていました(笑) 。初めてベビーチェアを使った時は、「なんてラクチンなんだろう。長女にごはんをあげながら自分も食べられるし、すばらしい!」と感激してしまいました。
だしとり用に昆布を買うのに、数日がかり!?
「エプロンどこにあるっけ?」というレベルで、普段料理をしない私。そんな私にとって、初めての離乳食は、大きな、大きな壁でした。
育児学級での“離乳食づくり”では、「昆布や鰹で取っただしを使って」とだし汁が当然のように登場。「そのだし汁の作り方がまずわからないんですが…」とは言えず…。
スーパーに行っても、「どの昆布を買えばいいのかわからない…」と昆布売り場の前で立ちすくみました。種類、大きさ、値段もさまざまで、「初心者だしとり用ってないんですか!? 」と聞きたいくらい。結局、買わずに帰りました。2回目に、長女を抱っこしたまま昆布売り場で30分ほど商品とにらめっこして、やっと購入できました(笑)
結局、購入した昆布は、一度使ったきりで残りは全部実家に送りました。なぜかというと、長女はごはんも野菜も水道水で煮るだけで食べたのです。「あれだけ悩んだのになんだったんだろう…」と、自分で笑っちゃいました。
冷凍が万能だと信じて疑わない!
料理が大の苦手で、離乳食づくりが面倒に感じて仕方がなかった私。たくさん作っては、製氷トレーに入れて冷凍という方法を多用していました。それこそ何でもかんでも冷凍していたといっても過言ではありません。「冷凍って無敵!! 」と思っていました。
ある日、冷凍したお豆腐を見てみると、「ちょっと色が違うような…、でもまっ、大丈夫かな、お豆腐好きだし!」と長女にあげると…「んべー」と吐き出し、何度あげようとしても首を横にフリフリします。おかしいなと思って自分でも食べてみると…まずい。お豆腐は、種類や、冷凍の仕方にもよるかもしれませんが、冷凍すると風味が落ちるようです。
この時になってやっと、「離乳食は、自分でも食べてみてからあげよう」と思いました。
初めての離乳食。食べさせるのも大変だけど、それまでの準備がもっと大変だった記憶があります。離乳食講座や離乳食の本を参考にすればするほど、ハードルが上がり、ますますやりたくなくなり、離乳食開始後に半月ほどお休みした時期もありました。でも、あまり基本を気にしすぎずに進めてもいいんだな、と今は感じています。離乳食による失敗も、今思えば良い思い出です。ちなみに、現在4歳になる長女は、今でもだしを使わず水道水で煮ただけの野菜を、美味しそうにパクパク食べています(笑)
[愛華*プロフィール]
フェイシャルエステティシャンを経て34歳で2人目を出産。出産を機にライターの世界へ足を踏み入れました。日々新しいことにチャレンジしながら子育てと両立し、新鮮で楽しい毎日を過ごしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。