また腐らせた…は防げる!「食費が少ない人」が意識している“梅雨時の買い物ルール”3つ
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。梅雨時から夏にかけての食材選びには気を使いますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、「食費の少ない人」が意識している“梅雨時の買い物ルール”をご紹介します。
(1)在庫チェックを念入りにする
いつも食費の少ない人は、日頃から冷蔵庫などの在庫をチェックしてから、買い物に出かける人が多いものです。
今あるものを最大限に活用し、無駄なものを購入しないサイクルができあがっているからこそ、食費がいつも少ない状況を維持することができるのですね。
梅雨から夏にかけて、食材の鮮度が気になる時期の在庫チェックはより念入りに。
牛乳1本でも、在庫があるのに余計に買ってしまうと、飲み切れずに廃棄することになるかもしれません。この時期こそ、ダブリ買いを減らすことで、無駄な食費を抑えましょう。
(2)日持ちしないものを意識する
鮮度が気になる今の時期は、買い物をする際に、日持ちするものとしないものを買い分ける意識も大切です。
例えば、週末に買いだめをする場合なら、週の始めに日持ちしにくいものから使い、忙しくて買い物に出かけられない週末前は、あらかじめ購入しておいた日持ちしやすい食材を使うなど、日持ちを意識した買い物を心がけましょう。
食費の節約が苦手な人は、食材の日持ちを意識せず、食べたいものを食べたいだけ購入してしまい、結局無駄にしてしまうことも。今の時期は、日持ちしないものを一度にたくさん買いすぎないように工夫しましょう。
(3)食べきれる量を意識する
日頃から食べきれる量を意識して買い物をしているつもりでも、夏場にかけて自然と食欲が落ちる人もいます。暑くなる時期は、より一層食べきれる量を意識しなければ、食材のロスが増えがちになるかもしれません。
日持ちしやすい冬場なら、食べきれなければ明日に回せばよいと考えられますが、今の時期では廃棄の対象になることも。
いつも食費の少ない人は、そのような食欲の波なども考慮した買い物をしていることが多いものです。傷みやすい残り物をなるべく作らないよう、買いすぎ、作りすぎに一層の注意をしておきましょう。
梅雨時から夏場は食材ロスを意識して節約を
食費が少ない人のなかには、梅雨時から夏場にかけての食費の節約と、冬場の食費の節約では、異なる方法をとっている人も多く見られます。
冬場にも同じように気をつけていた人もいるかもしれませんが、夏場にかけて、より一層気をつけることで、さらに節約の効果が生まれますから、参考にしてみてくださいね。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー