「ゲームに勝てば金取り返せる」合計約280万円詐欺被害
赤穂署は、「副業」の契約料などを名目に、赤穂市内の会社員男性(67)が現金合計約280万円をだまし取られる特殊詐欺被害があったと5月1日に発表した。
同署によると、男性は今年1月下旬、副業紹介のインターネットサイトを通じてメッセージアプリでやり取りした相手から「契約料」や「報酬額を倍にするため」として合計91万8000円をクレジット決済でだまし取られた。
さらに、インターネットで検索して見つけた「弁護士」を名乗る相手から「オンラインゲームに勝てば、お金を取り返せる」「ゲームをするためにはお金が必要」などと嘘を言われ、4月10日から17日かけて金融機関のATMから合計190万円を振り込んだという。
不審に思った家族が確認したところ、男性が相談したのは実在する弁護士の名前をかたった偽物だったという。