都田中剣道部が県制す 全国の舞台で頂を目指す
第53回「神奈川県中学校選抜剣道大会」の全国大会予選会が6月30日に川崎市のとどろきアリーナで開催され、都田中学校の剣道部(安藤守監督)が男子団体で優勝を果たした。同部は、8月18日(日)から20日(火)にかけて新潟県で行われる「全国中学校剣道大会」に駒を進める。
同部には、15人の部員が所属しており、伊藤匠汰主将を中心に日々の稽古や実戦に励んでいる。
予選会では、地区予選を勝ち抜いた県内の48校が、全国大会出場の1枠をかけて凌ぎを削った。
伊藤主将は「拮抗した試合が多かった。最後は自分たちの強みであるチームワークの良さと勝負強さを活かし、優勝することができた」と振り返る。
全国大会に向けては「優勝を目指し、個々の攻撃力を高めていきたい」と意気込んでいる。
個人でも優勝
同部の副部長を務める鈴木悠生さんは、7月6日にカルッツかわさきで開催された予選会男子個人でも優勝しており、全国大会への出場権を獲得している。
「全国大会ではレベルが高い選手との対戦が続く。勝つために実戦や足捌きなど普段はやらない練習にも取り組んでいる」と鈴木さん。目標は全国3位入賞だという。
安藤監督は「全国大会でも、気持ちだけでは負けないよう選手たちをサポートしていきたい」と話す。