Yahoo! JAPAN

猛暑が原因?高田城址公園のサクラ 紅葉前に落葉

上越妙高タウン情報

サクラの名所高田城址公園で紅葉を迎える前に葉を落とすサクラが増えています。サクラを専門に手入れする「桜守」が回復を目指して試行錯誤を重ねています。

高田城址公園の忠霊塔前「さくらロード」です。両脇のサクラは、 例年であれば11月以降に葉が落ちますが、今年はもうすでにほとんどありません。これは「早期落葉」という現象です。

サクラを管理している「桜守」の小山秀さんによりますと、公園内では主にさくらロードと遊具のあるひょうたん池の周辺で9月ごろから葉が落ちる木が多く見られるようになったということです。

桜守  小山秀さん
「樹木医によると、木が猛暑から自身を守るため水分が少ない分だけ葉を落とし蒸散しないようにした」

「早期落葉」は、おととし頃から目立つようになり、小山さんをはじめ桜守は樹木医の指導のもと、症状が見られる160本を対象に、木の周囲に深さ30センチほどの穴を開け、土壌改良材を入れて透水性と通気性を良くする対策を施してきました。

桜守  小山秀さん
「土が固い。表面の20センチは固い層。穴をあけて下の層に水をしみこませて水持ちさせる効果を狙っている」 

これらの対策はおととしから行っていますが、これまで目立った変化は見られず、今年はそれまで1本のサクラにつき8か所ほどだった穴を多いところで50か所にまで増やしました。

 

早期落葉が続くと木が徐々に弱り、サクラの花にも影響すると見られるため対策が急がれます。一方で、同じ場所でも葉が落ちた木と落ちていない木があり、その理由もはっきり分かっていません。土壌改良の効果が表れるには時間がかかるため、桜守は試行錯誤を重ねています。

 桜守 小山秀さん
「効果があればまた来年も続ける。効果が上がらなければ、次の手を考えなくてはならない。なかなか分からないですよ」

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. <TOTO工場>と<スイーツロード>を巡る JR九州ウォーキングイベント開催【北九州市小倉南区】

    北九州ノコト
  2. 【神戸】ダイソーと姉妹ブランドの複合店が三宮センター街にオープン

    anna(アンナ)
  3. ネコと〝アイツ〟の邂逅に8.2万人釘付け 「なんだコイツ」の困惑フェイスがたまらない

    Jタウンネット
  4. 【動画】イオンモール茨木に大型アミューズメント施設「フィーディー・アーケード」

    OSAKA STYLE
  5. 【ブールミッシュ×Shinzi Katoh】が4大イベントでコラボ進行中!第二弾となるクリスマス限定商品が順次販売

    舌肥
  6. 【トレンド】Francfrancのアドベントカレンダーは“ボディケア”に注目!クリスマス気分を盛り上げよう!(福岡市中央区)

    福岡・九州ジモタイムズWish
  7. いざというときは食器や防寒アイテムに変身! 空きペットボトルを使った災害時ライフハック6選

    月刊総務オンライン
  8. ホワイティうめだにシルバニアファミリーが集合やで!絶対かわいいクリスマス装飾、今年も必見!

    anna(アンナ)
  9. 繋がりを大切にそれぞれがつながる場所「神戸シェアマーケット」第2回の開催が決定 神戸市

    Kiss PRESS
  10. 犬の『ママとパパに対する態度』を比較した結果…信じられないほどの『衝撃的な差』が192万再生「激おこで草」「パパかわいそすぎw」と爆笑

    わんちゃんホンポ