【西伊豆町・沢田公園露天風呂】目の前は海 絶景露天風呂を体験リポート~新間いずみ1万円ひとり旅~
静岡・西伊豆町の隠れた名湯「沢田公園露天風呂」で、波の音と夕日に包まれる極上の入浴体験をリポートします。温泉につかりながら眺める西伊豆の夕日は絶景でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ静岡発のアイドルグループ、fishbowl(フィッシュボウル)の新間いずみが予算1万円で行きたいところに旅をする「新間旅」。今回は伊豆半島の西側を旅しています。
沢田公園までのルート
旅の資金は残り3353円です。
「伊豆トリックアート迷宮館」を楽しんだ後は、車で次の目的地へ。
国道136号線を南に向かいます。はんばた市場や沖あがり食堂がある辺りを、仁科漁港に向かって入ります。港に沿って少し戻るような感じで奥まで進みましょう。
堂ヶ島から約4分、「沢田公園」に到着しました。少し入り組んだところにあるので、ゆっくり注意して運転してください。
入浴料は大人600円
駐車場は無料で広く、トイレや管理棟があります。
大きな崖に階段があり、階段の先が温泉です。
早く行きたい気持ちを抑えて、駐車場にある受付へ。ここでまず入浴料を払います。
大人600円。西伊豆町に住んでいる人は大人400円とかなりリーズナブル。
このまま西伊豆に住みたくなってしまいそうな気分です。
またタオルはフェイスタオル(150円)とバスタオル(650円)を購入できるので、急に温泉に行きたくなっても安心です。
その他にも人気アニメ「ゆるキャン△」のグッズ販売も行っていました。
入浴料を払い、お土産用に沢田公園温泉のロゴが入ったフェイスタオルを購入します。
ここは40年前は、民宿の温泉だったそうです。
その後、西伊豆町の所有になり約30年。地元の人をはじめ多くの人に愛されてきました。
いざ波しぶきの露天風呂へ
崖の上に立つ小屋へ、階段を登ってきます。
崖は高くこの日は風が強かったこともあり温泉に向かうだけでもスリル満点。
あまりにも雨、風が強いと臨時休業になる場合もあるので、行く際は事前にホームページなどで確認してみてください。
温泉は男湯、女湯で分かれており、それぞれ脱衣所があります。
脱衣所は大人3人が同時に入れるぐらいの広さです。洗面台と衣類を入れるための棚はありますが、アメニティやドライヤーはありません。
お手洗いは風呂場にはないので、最初に駐車場のトイレに入っておきましょう。
脱衣所からお風呂への扉を開けると、目の前に西伊豆の海が広がっていました。
そこにはシャワーが1つと湯舟がひとつ。
沢田公園露天風呂で使われた温泉はそのまま海に流すので、せっけんやシャンプーは使えません。
シャワーで体をさっと流して、早速温泉に入ってみようと思います。
少し日も落ちて冷えてきたので、体に温泉がとても染みました。
時刻は夕方の4時半過ぎ、日没までしばし待ちます。
西伊豆町は「日本一の夕陽のまち」を宣言しています。西伊豆名物の夕日を眺め、波の音を聞きながら温泉に浸かる時間は癒しのひととき。
たまに波しぶきがかかってくるほど海と近い露天風呂なので、もはや海に入っているのではないかと思うくらい。他の温泉では絶対に体験できない開放感です。
泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉です。少しとろみがあり、肌に優しくなじむ感じ。体の疲れが癒されていくようで、湯上りは体がぽかぽかになります。
最近では海外から来たお客さんのために、英語での案内表示も増えているのだとか。一度入ったら忘れることのできない体験を多くの方に味わってほしいです。
海と一体になれる沢田公園露天風呂は、西伊豆の魅力を凝縮した特別な場所でした。たった600円で味わえるぜいたくな時間は、心に残る思い出になりました。
※沢田温泉露天風呂は3月8日から19日まで設備工事の為休業しています
[入浴料 600円]
[フェイスタオル 150円]のこり2603
■施設名 沢田公園露天風呂
■住所 静岡県西伊豆町仁科2817-1
■営業時間 3~5月・9月9:00〜19:00
6~8月9:00〜20:00
10~2月9:00〜18:00
■定休 水
■問合せ 0558-52-2400
■駐車場 無料
取材/新間いずみ