小田原の魚を学ぶ 新玉小3年生が漁港見学
小田原市立新玉小学校の3年生が6月24日に小田原漁港を訪れ、施設見学と小田原産のカマスを使った「かます棒」作りを体験した。
この企画は、「小田原市」について学ぶ総合的な学習の時間で実施。市水産海浜課の職員が講師となり、小田原で行われている定置網漁や刺網漁についての紹介や、水産業が抱えている課題などを説明。また漁港内を案内し、「小田原の魚の美味しさを知り、たくさん食べて応援して欲しい」と児童に呼び掛けた。
また地魚をもっと「知って」、「買って」、「食べて」もらうために開発された小田原の名物の一つ、「かます棒」作りにも挑戦。カマスの中骨を専用の器具で抜き、フライと骨せんべいにして出来立てを味わった。子どもたちは「小田原にこんなにおいしい魚がいることを今まで知らなかった。また食べたい」とうれしそうにほおばっていた。