さあ、どんな色にする?家の色を決める方法を解説!
今回は、家の色選びで失敗しないコツをご紹介します。外壁や屋根の色など、家の外観を決める際にぜひ参考にしてみてくださいね。
軒天の色は薄くする
家の色と一言でいっても、外壁の色のみを決めればよいというわけではありません。屋根や軒天の色も考え、外壁に調和するものにする必要があります。
軒天とは、建物から伸びている屋根の裏側部分のこと。軒天は屋根の影になり、どうしても暗くなりやすいため、できるだけ明るい色味を選ぶとよいでしょう。
色見本の通りにはならない
先述したように、色の印象は照明の当たり方や面積の大きさなどで大きく異なります。色見本の通りに家ができるわけではないことを覚えておきましょう。
色見本をもとにパソコンで家の外観シミュレーションができる場合もありますが、パソコンディスプレイの色味や光の当たり方などでも大きく変動します。基本、色見本の通りにはならないことを認識しておくと、施工後のギャップを感じにくくなるでしょう。
写真がある場合は影の具合を参考にする
理想とする家の色味に関する写真がある場合は、住宅会社に持参して聞いてみるのもおすすめです。イメージ写真があることで、通常の色見本で確認するより具体的に完成図を想像できます。
また、写真で色味を確認する場合は影の具合を参考にすることが大切。自然光が当たった部分と日陰になっている部分ではかなり見え方が異なるためです。「晴れの日はきれいだったが、曇りや雨の日は思ったより暗い印象だった」というケースを避けられます。
試し塗り後も確認する
色見本でカラーや塗料を決めた後、施工の際に試し塗りも確認しましょう。試し塗りは1㎡以上の面積を塗ることで、より実際のイメージがつきやすくなります。試し塗りはできれば晴れの日と曇りの日のそれぞれで確認できるとなおよいですね。
中塗り後に確認できる場合も
家の色は、下塗りを1回、上塗りを2回行います。上塗りを1回終わらせて「中塗り」という状態になり、ここで一度色味を確認するのがおすすめです。
中塗り後の確認は、施工会社によってはできないというケースもあります。施工前に色味を確認できるかどうか聞いておくとよいでしょう。