太鼓ミーティング 12団体の「魂」響く OB布施さん凱旋出演
24回目となった「響け!みやまえ太鼓ミーティング」が8月24日、宮前市民館大ホールと市民広場で開催された。
川崎市制100周年である2024年のテーマは「響き合う魂-川崎の未来に笑顔の花を咲かせよう!」。地域で活躍する12の太鼓団体が演奏を行った。
保育園児の荒馬踊りと、宮崎中美術部の部員が描いた「宮前ねぷた」のコラボも実現。プロゲストとして「和太鼓志多ら」が招かれ、布施洸芽さんがメンバーの一員として凱旋出演した。布施さんは10代のころに同イベントの実行委員を務め、「なつの風」を作曲。12団体の子どもたちは垣根を超えて同曲を練習、舞台でワークショップの成果を披露した。
宮前区内には、江戸時代から続く祭囃子や獅子舞などの伝統行事が残る。同イベントは、太鼓や笛の魅力を次世代に継承しようと1999年にスタートした。