【ネタバレ】「ジェン・ブイ」シーズン2第5話、露出シーンの過酷「女性でも人間でもない感覚に」
「ザ・ボーイズ」から登場したAmazonシリーズ「ジェン・ブイ」シーズン2第5話『みんな大丈夫じゃない』では、前話までにキャラクターたちが起こした“ある作戦”の余波が描かれた。そのシーンで、あるキャストは今までに経験したことのない演技に挑み、まるで自分が「人間ではない感覚」を味わったという。
この記事には、「ジェン・ブイ」シーズン2第5話『みんな大丈夫じゃない』のネタバレが含まれています。
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「あんな風にさらけ出した演技は初めてだった」
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この記事には、「ジェン・ブイ」シーズン2第5話『みんな大丈夫じゃない』のネタバレが含まれています。
© Amazon MGM Studios
ドラマ「ジェン・ブイ」シーズン2第4話ではゴドルキン大学の新学長サイファーについて、“能力者ではなく人間ではないか?”との疑惑が浮上。ケイトが真相を暴く作戦の先陣を担い、カメラを仕掛けてサイファーに白状させようとするが、すぐに見破られてしまった。
続く第5話『みんな大丈夫じゃない』では、その罰としてケイトがエルマイラにある恐怖のリハビリ施設に収容される。ケイトは兵士から服を脱ぐよう強要され、下着も義手も外されて全裸となり、屈辱的な身体検査を受ける。その様子は、視聴者にとっても目を背けたくなるほどなるほど過酷だ。
米の取材で、同シーンの撮影について質問されたケイト役マディー・フィリップスは、「あんな風にさらけ出した演技は初めてだった」としたうえで、安心して身をゆだねられる環境を整えてくれたスタッフに感謝。「私はとても大事にされ、尊重されていると感じました」と語っている。
フィリップスは撮影の最初こそ「アドレナリンが出て、神経系が活性化していた」ものの、すぐ状況に慣れて、やがて「自分が“女性”でも“人間”でもないような感覚になった」という。「あれはとても衝撃的でした。ただ皮膚を持つ“モノ”のようになってしまうんです」。
その体験は、同シーンを演じるうえで役立ったそう。「最初はパニックと無力さで生存モードに入るけれど、やがて逆のモードに切り替わり、感覚が麻痺して感情を切り離せるようになる。私はその“無感覚”を演技に活かすことができたと思います。最終的に、あまり演技をする必要はありませんでした」。
一方、作中のケイトは悲惨な状況が続いている。ジョーダンに攻撃された頭のキズ跡はホチキスで止められ、片腕を失ったうえ、能力も十分に発揮できない状態だ。フィリップスは「ケイトの気持ちを考えると非常に興味深い」と話し、「俳優として演じる中で、この体験がどれほど人間性を奪うかを痛感した」と語っている。
「ジェン・ブイ」シーズン2はAmazon で配信中。毎週水曜日に新エピソード更新。
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