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五感を刺激!ブナ林の中で絵を楽しむ 「ブナの森美術館」開催中

上越妙高タウン情報

上越市大島区に広がるブナ林の中で絵の鑑賞を楽しむユニークなイベント「ブナの森美術館」が今年も7日から始まりました。イベントを企画した団体では「木漏れ日や風を感じながら楽しんでほしい」と話しています。

「ブナの森美術館」は、大島区細越集落の薬師岳に広がるブナ林を多くの人に知ってもらおうと、集落の30代から40代でつくる細越平生会が3年前から毎年開いています。薬師岳の山道は上越市の「地域の宝」に認定されています。

細越平生会 高波 進さん
「多くの人に薬師山道を知ってもらえるイベントを開催したいと思った。そのひとつが山とアートの融合。美術館を開催してこれまでにのべ500人ぐらいが来ている。市内の人や市外、県外からも登ってもらって薬師山道の知名度も広がっている。木漏れ日が当たった絵を見たり、風を感じながら絵を眺めたりできるのはなかなか珍しいものでは」

 絵は今回も障がいのあるアーティストが所属する新潟市の団体、「まちごと美術館CotoCoto(ことこと)」の協力を得て選びました。飾られているのは七福神をテーマにしたものやヒマワリなどを描いた11作品です。

中には世界文化遺産登録された佐渡島がモチーフの作品もあります。大きさはいずれも縦70センチ、横1メートルで雨風にも耐えられるようボードでできています。薬師岳は標高466メートルで、絵は頂上に向かう山道に飾られています。

細越平生会 高波進さん
「作家の家族なども来てくれる。この絵を通じて交流が生まれるのはうれしい。インスタで薬師参道のマップ見れる。山道の入口の看板にはQRコードもあり読み取ることもできる」

高波さんは今後、地元の園児や児童が描いた絵も飾りたいと話しています。「ブナの森美術館」は10月5日(土)まで開かれています。入場は無料です。薬師岳の頂上ではスパイスカレーやコーヒーなどが楽しめる薬師カフェが今月15日(日)に開かれます。薬師岳の入り口は北越急行ほくほく線、大島駅から1キロほどです。車は駅に止めてください。詳しくは細越平生会のインスタグラムをご覧ください。

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