藤枝MYFCがいよいよホーム最終戦!目標達成まで残り“6千299人”で、ペナルティ・ヒデが来場呼び掛け
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、静岡新聞社で藤枝MYFCを担当している山本一真記者をお招きし、話を聞きました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2024年10月22日放送)
ヒデ:今まで担当していた寺田記者から交代したそうです。これまで山本さんは何を担当していたんですか?
山本:僕はサッカーや野球以外の担当が長くて、ちょうど8月半ばまではパリオリンピックの取材に行っていました。
ヒデ:現地では特にどのような競技を?
山本:静岡県勢が出場した陸上や卓球、柔道に。
ヒデ:忙しかったんじゃないですか?でも、良いニュースはペンも走る?
山本:そうですね、ずっと取材をしてきた選手もいるので思いの丈を書きました。
ヒデ:では、残り試合もわずかとなった藤枝MYFCを熱く語ってほしいと思います。
徳島戦の敗因は…
鬼頭:10月20日 、藤枝はアウェーで徳島ヴォルティスと対戦しました。J1昇格プレーオフ進出に向けて1ポイントでも多くの勝ち点を積みたい中、結果は0−3の完敗でした。
ヒデ:僕はダイジェストでしか見れていないのですが、どんな感じだったんですか?
山本:生命線のハイプレスがなかなかハマらなかったというのがありましたね。ハードワークはしているのですが、寸前のところで剝がされてピンチを招く。構えながらの守備を強いられていたのではないかなと思いましたね。
ヒデ:エースの矢村選手はいかがでしたか。
山本:持ち味は出してくれていたんですが、やはり彼は警戒されていますので。
鬼頭:そうですよね。得点を取り続けていますからね。
ヒデ:相手の戦術にハマってしまったという試合なんでしょうね。
山本:相手のクオリティも高かったなと感じました。
ヒデ:試合後の情報として、選手のモチベーションなど取材で感じたことはありますか?
山本:自信を失うような内容ではなかったので、やるべきことをやろうと、選手たちは次に向かっていますね。
須藤監督は「入りのところで相手にやられてしまって、結果的にそこで相手にできるんじゃないかと思わせてしまったのが、流れを失うきっかけになったのでは」と話していました。五分五分のボールが相手にこぼれたり、そういうところに出だしの勢いが繋がっているんじゃないかと分析していました。
須藤監督の印象は?
ヒデ:担当に就いたばかりで、選手の名前を覚えるとか大変ではないですか?
山本:そうですね。選手が多いので最初は本当に選手名鑑の写真と付き合わせていました。
ヒデ:しかも流動的だから!
山本:サッカーは本当にメンバーがどんどん変わっていきますからね。最初は「これ誰だろう」ということが多かったのですが、9割くらいは分かるようになりました(笑)
ヒデ:須藤監督の印象はいかがですか?
山本:非常にダンディーですね(笑)戦術家ですし、ポジティブで、常に前を向いていますね。
今年最後のホーム戦
鬼頭:次は今年最後のホーム戦。10月26日、ホームでジェフユナイテッド千葉との対戦です。千葉は現在4位。藤枝は12位で、6位以内に入れば進出できるプレーオフを今季は逃してしまいました。でも一桁順位でフィニッシュしたいですよね。
山本:昨季12位なので、ここで去年を上回って一桁で終えるというのが来季のトップ6、その上に繋がっていくと思います。
ヒデ:そこまで見据えなければ、ですよね。今回のポイントはどうでしょうか。
山本:須藤監督が仰っているのですが、藤枝はチームとして洗練されてきているんですよね。ただ、そこで止まってはいけないということで、かつてのギラギラ感をもう一度思い出そうとしています。さらにもう一つ尖がった部分をここから出せるか、という過程にあるんだと思います。
ヒデ:“殻”とまではいわないけど、薄皮くらいのものをぶち破れるか。我々も清水とのダービーを見に行っていて、すごく面白い試合をするチームだなと感じていますから。
山本:進化の過程にあるのかなと思いますね。
目標達成まで残り6千299人!
鬼頭:藤枝MYFCは5月の鹿児島戦以降のホームゲーム11試合において計5万5千人の集客、1試合平均5千人の来場を目指してきました。この残り1試合のところで目標達成まで残り6千299人ということで、チームとしていろいろな仕掛けをしているそうですね。
山本:クラブのスタッフやサポーターの皆さんが、藤枝MYFCの熱狂を伝え広める「伝播隊」となって地域を歩いて、「是非ともスタジアムに来てほしい」ということをお願いしています。
鬼頭:10月5日のホームいわき戦で配られたQRのついたTシャツ。これにアクセスしていただくと、チケットが50%オフになるそう!
ヒデ:考えましたね~。
鬼頭:こういうものを作って、「一人でも多くの方に来てほしい」ということですね!
ヒデ:勝利はスタジアムに集まるお客様の数に比例するところがあると思うんですよ。選手の底力をさらに上げるのはサポーターの声援なんですよね。一人でも多くの方に来てほしいです。
最後まで藤枝らしさを
ヒデ:記者目線で、キーマンは?
山本:現在15得点で得点ランク3位ということで矢村健選手が非常に注目されています。ここに続くストライカー、誰が出てくるかということですね。
ヒデ:遠目からでもシュートを狙ってほしいですね。
鬼頭:最後まで「超攻撃的」に、藤枝MYFCらしさでサポーターを沸かせてもらいたいですね。
山本:掲げているのが「超攻撃的エンターテインメントサッカー」。どんな結果であれ、スタンディングオベーションが起きるような試合をするというのがチームの哲学なので、そこを是非とも皆さんで共有していただきたいと思います。