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手軽に気軽に運動不足解消、朝5時から使えるクボタの新しい社内ジムはチョコザップ初の企業内店舗

月刊総務オンライン

手軽に気軽に運動不足解消、朝5時から使えるクボタの新しい社内ジムはチョコザップ初の企業内店舗

クボタ(大阪府大阪市)は10月15日、初心者でも気軽に運動できるフィットネスジム「チョコザップ(chocoZAP)」を同社施設内に開設した。仕事の合間などに運動を取り入れる環境を整備し、従業員の運動不足解消やコミュニケーションの活性化をはかる。

運動器具を充実させて管理コストをアウトソース

単独企業内の従業員向けchocoZAPは初。設置されたグローバル技術研究所(大阪府堺市)には、以前から簡易的な器具を置いたトレーニングルームがあった。しかし従業員増加のため一時的に利用を中止しており、従業員からは設備を充実させた上での利用再開が望まれていた。

同社は誘致の理由として「施設の管理・運営の委託やデータによる利用状況の把握ができること」を挙げる。従業員が業務の隙間時間などにリフレッシュし、健康習慣を身に付けることで、生産性向上につなげたい考えだ。

初心者でも気軽に運動、利用状況の可視化でデータを活用したヘルスケアも

「クボタ グローバル技術研究所店」は、約47.5坪にトレーニングマシンと、ダーツを設置。平日朝5時から利用できる。靴の履き替えや着替えは不要で、運動器具が使い慣れていない人や運動習慣がない人にも使いやすい施設設計になっている。また、同店舗は特例として、クボタ社内の意見を取り入れながらサービス設計を行った。

入退館の記録は全て、データで利用状況を可視化。利用者にはスターターキットとして体組成計、ヘルスウォッチを提供する。同意を得た従業員の情報を蓄積することで、利用者の体組成の変化も確認でき、データを活用したヘルスケアにも活用できる。

研究所には約3500人が在籍しており、毎年300人ほど入ってくる新しい従業員にとっても、コミュニケーションが偶発的に起こるような施設になることが期待されている。

法人向け提携事業を積極的に展開するRIZAPと提携

運営するRIZAP(東京都新宿区)は、全国で1500店舗以上のchocoZAPを展開。少子高齢化による従業員の高齢化や労働力不足といった、企業の課題に対するソリューションとして、企業と提携した出店を強化。企業などの法人に対し、施設設計から運営・メンテナンスなどのサービスを提供している。

今回の出店を機に、クボタとRIZAPは法人契約を締結し、福利厚生として研究所の従業員が特別価格で全国のchocoZAPが利用できるプランを用意した。利用者はライフスタイルに合わせて、平日は勤務先、休日は自宅の近所の店舗に通うといった使い方ができる。

SBテクノロジー(東京都新宿区)は全面リニューアルの際に、軽い運動ができるトレーニングツールを設置。当メディアでは、社内ジムの利用数を短期間で大きく伸ばしたココネ(東京都世田谷区)の事例を紹介している。

同発表の詳細はクボタの公式リリースで確認できる。

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