西武・今井達也が8年目の初タイトルへ三振の山築くか 4連敗中のオリックス・エスピノーザと対決
175奪三振でリーグトップ走る今井達也
9月24日、プロ野球は京セラドーム大阪にて行われるオリックス-西武の1試合のみ行われる。予告先発はオリックス・エスピノーザ、西武・今井達也と発表された。
西武の今井は今季ここまで23試合に先発して8勝8敗、防御率2.46をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も18度記録するなど、先発ローテの軸として奮投している。前回登板した15日のロッテ戦では8回128球5安打12奪三振1失点の力投で、自身4連勝をマークした。
今季ここまでに奪った三振の数は175個。2位のソフトバンク・モイネロに24個の差をつけており、8年目での初タイトルをほぼ手中に収めている。オリックスとは6月21日(京セラD大阪)に1度対戦し、8回4安打2失点で負け投手となったが、9奪三振を記録していた。今日の対戦でさらに三振を積み上げ、タイトルをより確実なものとしたいところだ。
チームは球団ワースト記録を更新する88敗を喫するなど歴史的な低迷シーズンとなった。その中で1つでも明るい話題を提供するためにも、自身初タイトルを目指して新エース右腕がマウンドに上がる。
西武戦防御率1.09のエスピノーザ
一方、オリックスの先発はエスピノーザ。ベネズエラ出身の26歳右腕は今季ここまで21試合に先発して7勝8敗、防御率2.59、奪三振率7.69をマーク。14試合でQSを記録するなど、安定した投球を見せている。
前回登板した9月18日の西武戦(ベルーナドーム)では、7回118球を投げて5安打7奪三振2失点と好投するも、味方の援護なく敗戦投手に。これで7月15日の西武戦から自身4連敗となった。そこから中5日で本拠地のマウンドに上がる。
西武戦には今季5試合に登板して、1勝2敗ながら防御率1.09、QSも4度記録と好相性。被打率も.204に抑えている中で、野村大樹に6打数2安打、佐藤龍世には5打数2安打と主軸との相性が悪い。自身の連敗ストップへ主軸の前にランナーをためないよう気を付けたい。
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記事:SPAIA編集部