ロッテの20歳・木村優人が中16日で先発、楽天の40歳・岸孝之は170勝目狙う
2勝1セーブ5ホールド、防御率2.57の木村
ロッテ木村優人が19日の楽天戦(ZOZOマリン)に先発する。霞ケ浦高から2023年ドラフト3位で入団した20歳。2年目の今季は開幕一軍を果たし、ここまで18試合で2勝1セーブ5ホールド、防御率2.57の成績を残している。
当初は中継ぎだったが、6月から先発に転向して7月2日の楽天戦で6.2回3失点と好投してプロ初勝利を挙げた。
身長184センチ、体重92キロの恵まれた体格から投げ下ろすストレートは平均148キロ。変化球もスプリット、カットボール、カーブ、チェンジアップなどを駆使して一軍で通用する実力を証明している。
楽天戦は初勝利の試合も含めて4試合で1勝1敗、防御率2.31と好相性。前回8月2日の西武戦から中16日と間隔が空いたが、「調子はいいと思います。間隔がだいぶ空いてはいますけど、その間にブルペンでの球数を増やしたり、変化球の練習をしたりとしっかりとこだわりを持って取り組んでこれたと思います。自分のピッチングをして、相手を上回って、チームが勝つことがすべてだと思います」とコメントしており、不安はない。
今季は最下位に低迷するロッテだが、若い芽も少しずつ育っている。20歳の右腕には来季につながる力投を期待したい。
5勝4敗、防御率4.46の岸
一方の楽天は岸孝之が先発する。今季は13試合で5勝4敗、防御率4.46。前回8月11日の西武戦から中7日でのマウンドだ。
ロッテ戦は2試合で1勝1敗だが、防御率は9.00。7月2日は5回8安打5失点で負け投手、7月30日は勝ち投手になったものの5回7安打5失点と不本意な内容だった。
ここまで通算169勝を積み上げてきたプロ19年目の40歳。3ゲーム差の3位オリックスを逆転してCSに進出するためにも、ベテランの投球術を見せつけたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
日本ハム・達孝太-オリックス・寺西成騎(エスコンフィールド)
ソフトバンク・大関友久-西武・渡邉勇太朗(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
ヤクルト・P.ランバート-巨人・戸郷翔征(神宮)
DeNA・平良拳太郎-広島・床田寛樹(横浜)
阪神・J.ビーズリー-中日・K.マラー(京セラドーム大阪)
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記事:SPAIA編集部