『エイリアンVSプレデター』新作の可能性が浮上 ─ 「もしかしたら」とスタジオ会長
20世紀フォックスの長寿シリーズ『エイリアン』と『プレデター』が再び活況となっていることを受け、クロスオーバー・シリーズ『エイリアンVSプレデター』にも新作が準備される可能性が浮上した。
『エイリアン』シリーズは、2024年公開の最新作『エイリアン:ロムルス』が大ヒットを記録し、新たな世代のファン獲得に成功。2025年には初となる実写ドラマシリーズ「エイリアン:アース(原題)」も登場するほか、『ロムルス』の続編も準備されているという。
対する『プレデター』も、2022年の『プレデター:ザ・プレイ』が好評を博し、2025年11日には新作映画『プレデター:バッドランズ』が米公開予定。さらに、もう一つ別の極秘映画企画も進行している。
両シリーズが盛り上がりを見せる中、米に「いつか『エイリアンVSプレデター』にも新作が?」と尋ねられた20世紀スタジオ会長のスティーヴ・アスベルは「もしかしたら」と回答。エイリアンとプレデター再戦の可能性を仄めかした。
「あなたが考えているようなものにはならないでしょう。オリジナル版のような、単なるエイリアンVSプレデターと呼ばれる形にはしません」と続けるアスベルは、もしも新作を実現させるのなら、「愛すべきキャラクターたちと続けてきた二つのシリーズから有機的に生み出されるものとなって、キャラクターたちが融合するというものに……なるかもしれません」と、見解。ただし「まだそこまでは至っていませんから。サクッとやるものでもありませんし」とも加えた。
なお、『エイリアン:ロムルス』とフェデ・アルバレス監督と『プレデター:ザ・プレイ』のダン・トラクテンバーグ監督は交友関係にあり、それぞれ新作にも続投する見込み。アルバレス監督は『ロムルス』公開時に、『VS』シリーズ新作について「相棒のダンと共同監督する必要がありそうですね」とアイデアを語ったことがある。
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