セブン「水煮牛肉 牛肉の四川風唐辛子煮込み」がちょうどいい感じ / 覚悟せず食べられるちょい辛牛野菜煮込み
2025年8月4日から、セブンイレブンが「水煮牛肉 牛肉の四川風唐辛子煮込み」の販売を開始した。
水煮牛肉と言えば、前に松屋が激辛のやつを販売してそのウマさが話題となった。こんどはセブンか。セブンの弁当はいつも間違いないウマさだからな。水煮牛肉の仕上がりも気になるというもの。さっそく食べてみることに。
・699.84円
公式HPに記載されている対象の地域は全国だが、取り扱うかどうかは店舗次第なのだろう。私も家の周辺では発見できず、目撃情報があった池袋のセブンにて購入した。値段は袋込みで702円。
電車で持ち帰ろうとしたが、この弁当、未開封の状態でスパイスの匂いが漏れ出ている……!
自分がこれから食う水煮牛肉としては期待が高まっていいのだが、世間一般的に、知らないおっさんが持ってる食い物の臭いは、本人を除く全ての他人にとって不快だろう。
私はその辺をわきまえているので、弁当がひっくり返るのを承知でカメラバッグにしまい込み、スメハラしないよう善処して持ち帰った。
辛さレベルは2らしい。「辛みが強いのでご注意ください」と注意喚起している。
中身はこう。普通に縦にして鞄に詰め込んだのでスープが全てライスに吸われているが、たいした問題ではないだろう。弁当全体を構成する成分は変わらない。
むしろスープが無くなったので、具材の総量がよくわかる。けっこうちゃんと肉も野菜も入っているほうではなかろうか?
・イージーな辛さ
食べてみると……おぉ、なるほど。まず辛さだが、松屋の激辛だった水煮牛肉を基準とした場合、セブンのはそんなに辛くない。だいぶイージーモード言って差し支えないレベルだと思う。
しかしセブンの弁当界隈ではそれなりに辛い方だと思われる。少しでも辛いものは全く駄目だという方は、食べるべきではないだろう。もっとも、唐辛子や花椒が完全NGなのに水煮牛肉を食べようというのは矛盾した話だと思うが。
逆に激辛を期待していたら、全く辛くないと肩透かしを食らうことになると思われる。良くも悪くも、多くの人が手に取るコンビニ弁当として、絶妙なラインを攻めている。
味付け自体はとてもおいしく、ほど良くスパイシーな四川風の牛野菜煮込みという感じ。セブンの水煮牛肉は、そんなに辛さに対し覚悟を決めず、めちゃくちゃ気軽に手を出してOKな塩梅に仕上がっている。
これは多くの日本人にとって、”ちょうどいい” 水煮牛肉なのではなかろうか。ガチなやつみたいに、激しいカラウマ体験と引き換えに、翌日の臀部方面が大変になるみたいなリスクは皆無だと思われる。入門用。
参考リンク:セブンイレブン
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.