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【安佐動物公園】妊娠13カ月 マルミミゾウの赤ちゃんは?支援の輪も広がる|地球派宣言

ひろしまリード

安佐動物公園で飼育されている、絶滅危惧種のマルミミゾウ。

推定26歳になる、メスのメイです。

去年8月、マルミミゾウとしては国内で初めて、妊娠が確認されました。

マルミミゾウのメイ

去年11月に行われたエコー検査では、心臓が動いている様子が捉えられ、推定50cmほどに育っていることがわかりました。

エコー検査

そして、先月行われたエコー検査では、へその緒が確認されました。

エコー画像

獣医師の野田亜矢子さんによると、

「さい帯(へその緒)の血管には動脈と静脈があるんですが、それを捉えられた。血液が流れているということは、生きているということ。メイもすごく元気ですし、おそらく何の問題もなく子どもは育っているだろうと思います」とのこと。

獣医師の野田亜矢子さん

現在、妊娠13カ月のメイ。出産に向けて、これから重要な時期を迎えます。

「流産をしやすい月齢がわかっていて、それが妊娠15カ月目と17カ月目。なぜそのタイミングで多いのかは調べられている途中なので、はっきりしたことはわからないが、そのタイミングで流産が多いのはわかっています」

現在のメイ

メイの飼育を担当している佐々木直行さんは、なるべくストレスをかけないように、飼育を続けていくと言います。

「冬になると肌が乾燥してあかぎれになるので、それを防止することや、足はゾウにとって重要なところなので足の裏のケアは行っています。

飼育環境を変えずに、これまでと同じように飼育することが、ゾウにとってストレスがかからないと思う。普段通りをやっていけたら良いのではないかと思っています」と佐々木さんは話します。

飼育担当の佐々木直行さん

安佐動物公園では、メイの出産や育児に必要な費用を募るクラウドファンディングを実施。

当初の目標金額を大きく上回る3,000万円以上が集まり、支援者からは、多くの応援コメントが寄せられました。

引用元:

安佐動物公園クラウドファンディングのホームページ

支援金は、赤ちゃんのミルク代や出産予定日を予測するための装置の購入にあてられるということです。

メイの出産は、今年8月から10月ごろの予定です。

広島ホームテレビ『ピタニュー』
地球派宣言コーナー(2025年2月5日放送)

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