「ナチュの森で縄文にであう展」行ってきました
ナチュの森で縄文にであう展
人気のスキンケアブランド「ナチュラルサイエンス」と「ナチュラルアイランド」が営むスキンケア工園「ナチュの森」。屈指の水質の良さを誇る「倶多楽湖」の湧水を製品に活かすため、白老町の虎杖浜にモノづくりの拠点を作り、敏感肌向けのスキンケア製品、北海道の素材に着目した製品の製造をしています。広大な敷地内には、湧水を利用したガーデンやレストラン、ヨガやエステサロンをはじめ、あそびや実験を通じて知的好奇心を刺激してくれるミュージアムも。
そんな「ナチュの森」では、3月15日(金)から「ナチュの森で縄文にであう展」が開催されています。この展覧会では、縄文時代の生活や文化を紐解き、五感を刺激する新たな発見と感動を提供しています。基礎知識がなくても楽しめる展示やワークショップなどもあります。2021年に、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録され注目を集めましたが、北海道の縄文時代はなんと1万年以上も続いていたんです。そんなにも長い間戦争もなく、様々な工夫をしながら生きた縄文時代の文化や生活に触れ、はるか昔北海道に生きていた人達へ思いを馳せる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
縄文人のキホンやくらし、こころに触れる様々な展示
レストランでは縄文メニューも
記者発表会では、小松社長がこの縄文展に対する熱い思いを語っていただきました。日頃から自然を活かす研究を行い、人々の生活に根付く製品づくりを考え続けている小松社長だからこそ、1万年以上も続いた縄文人の生きる知恵や工夫に大きな感銘を受けたそうです。展示一つひとつに関しても、小松社長自ら説明をしてくださり、その熱量にこちらも楽しくなるひと時でした。
「ナチュの森」をすみずみまで体験
製品の製造から品質管理までを一貫して行う自社工場やレストラン、ショップ、サロンなどが揃った「ナチュラルファクトリー北海道」。
旧虎杖中学校の校舎をリノベーションした施設「森の工舎」では、「自然と科学」をテーマに、探求心や好奇心が刺激される体験や展示があります。
「香りのラボ」では、香りの不思議を体験する展示に加え、たくさんの香りから今の自分に合ったものを見つけることができるパフュームバーも。「ナチュラルアイランド」の製品に使われている精油の香りを比べることもできます。私は「モミ」や「ラベンダー」の香りが好きでした。
アトリエと蒸留実験室では、季節ごとに内容をかえて様々なワークショップを開催。子供はもちろん大人も童心にかえってワクワクを楽しめる「モノづくり」体験ができます。ちなみにこのアトリエは、虎杖中学校の音楽室だったところ。黒板がある風景っていいですよね。
「倶多楽湖」をイメージして作られた「森の工舎」のエントランス。雫型のライトも可愛いです。
中学校時代に使われていた机や棚などを再利用して、環境も思い出も大切にした施設づくりというのも心が温かくなります。
「ナチュラルサイエンス」と「ナチュラルアイランド」の商品を実際に手にとり選ぶことができるショップも。北海道の植物を使った「アロマバスエッセンス(入浴料)」は、本当に癒される素敵な香りでお気に入りです!自分のお土産用に購入しました。
スマイル食堂では、ガーデンを眺めながらゆったりと食事が楽しめます。ベビーチェアやバウンサーの用意もあり、子供連れでも入りやすく工夫されていますし、子供用食器なども置いてありましたよ。
この日は台湾フェアをやっていたので「蝦仁飯(シャーレンファン)」1300円をいただきました。ぷりぷりな海老がたくさん入っていて満足感高い!美味しくてリピートしたくなります。
「えほんの部屋」では、靴を脱いでくつろげる0歳~12歳の親子のための空間。
日本や海外の約1000冊の絵本や玩具が置いてあります。
自社農園で育てた花をドライフラワーにして販売している部屋や、そのドライフラワーを使ったワークショップなども開催しているそうです。ぜひ体験してみたい!
蒸留カフェでは、倶多楽湖の湧水を使用したドリンクが楽しめます。有機栽培したショウガを蒸留して作る「北海道はちみつジンジャー」500円が女性に人気です。
倶多楽湖の湧水を使ったエステ「アクアサロン」もあり、旅の疲れを癒してくれます。自社オイルを使ったトリートメントは、ヘッドケアやフットケアなどの手軽なメニューも人気です。ほかにも溶岩石を敷き詰めたスタジオで行うヨガや、湧水ジャグジーも楽しめるスパも。
ヘッドケアを体験させてもらいましたが、施術後は頭や肩まわりがふっと軽く感じました。優しい「和ハッカ」の香りに包まれてスッキリとした清涼感です。
工場見学も体験
この日のプレスツアーでは工場見学もさせていただきました。
作っていたのは、皮膚科専門医の協力のもと開発した低刺激スキンケアの人気商品「ママ&キッズ」の「ベビーミルキーローション」。
この商品は自分も子供に毎日使っているものだったので、とても感慨深かったです。
手術室と同レベルのクリーンルームで行われる作業や、人の手で一つひとつチェックして梱包されているライン。こんなにも人が多いんだと驚きました。製造ラインに柔軟性を持たせ、かつ人の目で確認するこだわりは、手間のかかる方法ですが、だからこそ長年多くの人に信頼され愛される製品が出来上がるんだと納得しました。
美と健康を見つめ、水と自然を満喫できる「ナチュの森」。
小松社長をはじめ社員さん達の製品づくりへのこだわりと熱い思い、そして訪れた人に楽しんでもらいたいという遊び心を随所に感じる空間でした。北海道の豊かな自然と、実は身近な縄文文化に触れるひとときを体験してみてはいかがでしょうか。
【開催概要】
ナチュの森で縄文にであう展
'24/3/15(金)~'24/9/30(月)10時~16時
水・木曜休み(祝日は営業)※5/14(火)は臨時休業、8/14(水)は特別営業
入場無料
白老郡白老町虎杖浜393-12
0144-84-1272
https://nachunomori.jp/2024jomon