阪神競馬場に行ったら絶対立ち寄りたい!宝塚・仁川の住宅街にカフェ『FIKA』発見 宝塚市
阪急仁川駅から歩いて8分ほど、住宅街の一角に真っ白でオシャレな建物を発見。ここは宝塚にある『FIKA(フィーカ)coffee & bake』というカフェです。
同店を営む江口さんは、長年、某大手カフェに勤めていた経験を持つバリスタ。「いつか自分のカフェを持ちたい」という夢は、新しく家を建てるのを機に1階部分をカフェに設計することで叶い、2023年12月にオープン。
美味しいコーヒーと焼き菓子を目当てに、近隣住民はもちろん、小学校や幼稚園、大学が近くにあることもあって、ママや学生さんたちもこの店に集います。
大きなガラスから光が入りこむ白を基調とした店内には、お菓子の甘い匂いとコーヒーの香りがたちこめ、初めて来たのになんだかほっとさせられます。
この日オーダーしたのは同店人気メニューのホットサンド。料理はできるだけ添加物などを使わず、いちからの手作りにこだわっているそう。5種類の中から一番ボリューミーな「厚切りベーコン・トマト・アボカド・目玉焼き」をセレクトしました。
表面のこんがりと焼き目がついたパンに挟まれた断面の美しさもさながら、厚切りベーコンは幅約1センチという分厚さに驚き!偽りなしのメニュー名に感動しつつ、トマト、アボカド、目玉焼きと、彩りの良さに食欲が掻き立てられます。
つかむと中身が飛び出しそうな具材たちに注意しながら一口ぱくり。ブロックから切り出したベーコンはスモーク感がしっかりあり、ジューシーさもたっぷり。国産蜂蜜と平飼い卵のマヨネーズにマイユの粒マスタードを混ぜたソースが美味しさをぐっと引き立てています。
一緒にいただいたカフェラテは、イタリアの高級ブランド「ラ・マルゾッコ」のエスプレッソマシンで抽出しているのだとか。ミルクの味よりもエスプレッソのコクが強く、キリリとした風味と味わいのラテに仕上がっています。
焼きあがりの香りにつられ、追加で1個だけ注文したのは「イングリッシュスコーン」。自家製のクローテッドクリームとブルーベリージャムが添えられています。
上下に割ってクリームとブルーベリージャムをたっぷり付けていただくと、スコーンのバターの香りにジャムのフレッシュな甘味、そしてクリームの濃厚だけど優しいミルキーなまろやかさが相まって幸せに。
スコーンは表面はパイ生地のようなサクサク感に、バターを多く使っているためか中は程よくしっとり。それだけでも十分美味しいことに驚かされます。
充実しているスイーツ系はスコーン以外にも、レモンケーキやクッキーなど、日によっては洋生菓子も並ぶそうで、もちろんテイクアウトも可能。
「目新しさよりも毎日のあたりまえを大切にしたい。地域に根差したお店として、訪れてくれる人の日常に寄り添える場所でありたい」と話す江口さん。オープンして間もなく1年半、この日も朝9時のオープン後はお客さんでほぼ満席に。しっかり地域に根付いている素敵なお店でした。
場所
FIKA
(宝塚市鹿塩1丁目5-14)
営業時間
9:00~17:00
定休日
日曜日、月曜日