『エイリアン:ロムルス2』前人未到の未知のエリアへ進む ─ 「ここからは未開の海だ」と監督がヒント
万全の準備は整った。これからがいよいよ、本当の未知の恐怖との対峙だ。SFシリーズ金字塔を見事に復活させた映画『エイリアン:ロムルス』の続編では、まだ誰も知らない場所への恐るべき冒険が描かれることになりそうだ。
伝説的シリーズの第1作『エイリアン』と、『エイリアン2』の中間を舞台に、最悪の究極生命体に襲われる若者たちの密室パニックを描き、低迷気味だったシリーズ人気を蘇らせた『エイリアン:ロムルス』。製作者やスタジオの20世紀スタジオは、ヒットを受けて続編を望んでおり、現在構想が練られているところだ。
監督のフェデ・アルバレスは英にて、「ロド(・サヤゲス、共同脚本)と私とで、今取り組んでいるところです」と進捗。「これからの展開が楽しみです」と語るアルバレスは、続編の大まかな概要を伝えてくれている。
『エイリアン:ロムルス』は、長く続いた『エイリアン』シリーズのベスト盤的な側面もあり、ファン歴に関わらず楽しめる醍醐味的要素を手際よく描いた。そのため、すでに「見たいものはほとんどチェックしましたし、(シリーズで)久しぶりの要素も取り戻した」と感じているアルバレスは、「これから先は、未開の海です」と、いよいよ全面的な新要素に突入すると示唆。
この続編では、『ロムルス』の惨劇を生き延びたキャラクターが再登場する。「今作に登場して知ることになったキャラクターたちと、未だかつてない領域に進んでいけるというのがすごく楽しみ」と続けるアルバレスは、「まだ『エイリアン』シリーズで見たことのない場所に行って、まだ見たことのないものを発見するんです」と、新たな可能性が広がる続編への期待を膨らませた。
「1作目が大ヒットしたからというだけで続編を作るという失敗は犯したくない。続編ができるからという理由だけで作るのは、常に大失敗のもとですから」と、アルバレスは別のインタビューで慎重な考えを。製作時期などはまだ明らかになっていないので、今後の情報を待とう。
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