泉区 松陽高1年長谷川葉南さん バスケで国民スポーツ大会めざす 少年女子の部で神奈川県選抜に
泉区の県立松陽高校1年の長谷川葉南(はな)さんがこのほど、9月から滋賀県で開かれる国民スポーツ大会(国スポ/旧・国体)バスケットボール少年女子の部に向けた県代表選手に選ばれた。8月16日から本大会出場をかけて関東ブロック大会に臨む。
国民スポーツ大会は長年親しまれた国民体育大会(国体)が昨年から名称変更したもの。バスケットボールは成年・少年の男女それぞれで競技が行われ、今回の神奈川県代表チームには少年女子の部に高校2年生7人と1年生5人の計12人が選ばれた。
国スポの本大会に進むには8月16日から群馬県で行われる関東ブロック大会で8都県のうち4位以内に入る必要がある。
「良いプレー盗みたい」
松陽高1年の長谷川さんは緑区の中山中学校出身。母の影響で小1からバスケを始め、今春入学した松陽では168cmの身長も生かし、1年生ながら早くも試合に出場している。
「松陽で取り組んでいることを代表でも発揮できたら」と長谷川さん。「強いチームの選手たちが集まるので、良いプレーを盗んで松陽に持ち帰りたい」と意気込む。
選抜チームの監督も務める松陽の岡野晃教諭は「賢くて献身的なプレーも多い。経験を成長につなげ、選手としての幅を広げていってもらえたら」と期待を込める。