ジュビロ磐田の選手たちに届いてほしい!これがサポーターの本物の愛だ!「一生をかけてジュビロを応援する」
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、ジュビロ磐田をこよなく愛する熱烈サポーター鈴木勝也さんをお招きしました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2024年6月25日放送)
ヒデ:鈴木さんはおいくつですか。
鈴木:34歳、会社員です。
ヒデ:ラガーマンみたいな、がっちりとした体格で。
鬼頭:スポーツはやってましたか?
鈴木:サッカーをやってました。
ヒデ:今日はやっぱりジュビロの一番新しいユニホームですね。歴代のユニホーム、ずっと持ってますか。
鈴木:はい。
ヒデ:今回のユニホームは、襟と袖口のチェック柄がかわいらしい。どうですか、かっちゃんの中では?
鈴木:僕は好きですけど、このチェックは紺色だったらよかったなと思ったんですけど。
ヒデ:賛否あるのかあ。爽やかですけどね~。
鬼頭:ちょっと女性っぽい感じがありますが、素敵ですよ。
鬼頭:ジュビロの応援歴は何年でしょう?
鈴木:23年です。
鬼頭:おお、11歳から。小学校5年生ぐらいですね
ヒデ:きっかけを教えてください。
鈴木:2001年の9月1日に、エコパスタジアムで静岡ダービーがありまして。このとき僕、初めて友達に誘われてJリーグを見に行って、感動しました。
ヒデ:日本で一番熱いダービーですよ。それを見て、11歳の小学生、勝也少年は「すごい…」となった。(ファンになったのは)磐田のほうなんですね?
鈴木:浜松出身なこともありまして。
ヒデ:結果はどうだったんですか?
鈴木:3対1で磐田が勝ちました。
ヒデ:なおさらですよね。覚えてるでしょ、誰が点を取りましたか?
鈴木:福西崇史さんが2得点と、前田遼一さんがプロ初ゴールです。もう感動して、こんなすごいのが地元にあるんだっていうのを知りまして。
ヒデ:どんな感じでした?かっちゃん、立って喜んだでしょ(笑)
鈴木:なりましたよ。
ヒデ:点を取られた時は悔しかったよね?
鈴木:めっちゃ悔しいっすよ。もうハマっちゃって。あのとき、福西さんは誕生日だったんですよ。それでゴール決めてるんで。
私物の大旗「磐田出陣」
ヒデ:今日、とんでもないものを持ってきてくれてるんですって。ちょっと見せてくださいよ。
鬼頭:なんか机の下から出てきた、もぞもぞもぞもぞ…。引っ張っても引っ張っても終わりがない!
鈴木:ジュビロのゴール裏で振ってる、大旗ですね。
鬼頭:横幅は何メートルぐらい?。
鈴木:3メートルくらいです。
鬼頭:「磐田出陣」って書いてある。
ヒデ:これは私物ですよね?
鈴木:僕の私物です。業者さんに頼んで作ってもらったんですけど。
鬼頭:そりゃそうですよね。
鈴木:自分で作ってる人もいるんですよ。
ヒデ:これはいくらぐらい?
鈴木:5万4000円です。
ヒデ:愛だよ、愛。
鬼頭:愛だねえ。
ジュビロショップでアルバイト経験も
ヒデ:僕の場合はサッカーやりながらも、中学生のときは尾崎豊にどっぷりハマった。漫画が好きとか、プラモデルが好きという子もいる。鈴木さんは磐田1択ですか?
鈴木:漫画とかアニメも好きなんですけど、今はもう磐田しか見えてないですね。
ヒデ:そういう人を待ってたんですよ、我々は。
鬼頭:23年磐田一筋。
ヒデ:部屋の中も全部でしょ?
鈴木:グッズいっぱいあります。ポスターとかいっぱい貼ってますし。スローガンとかも家にありますし。大学生のときに、ジュビロショップでアルバイトもしたんですよ。
鬼頭:えー!
ヒデ:本物ですよ。
鈴木:もう本当に好きで。楽しかったですよ。
ヒデ:囲まれてんだもんね。
給料の大半をジュビロの試合に
鬼頭:エコパスタジアムのダービー以外で、歴代で好きだった試合はありますか?
鈴木:2015年11月23日、アウエーの大分トリニータ戦です。ジュビロがJ1に昇格した試合だったんですよ。
あのとき、下にアビスパ福岡さんがいて、この試合の結果次第で僕らはプレーオフに回る。同時キックオフだったんで、怖くて。
ヒデ:それはどこで見ました?
鈴木:大分のスタジアム、ゴール裏で。お金があまりなかったので、どうやったら安く行けるかなと思って、フェリーとバスを使って。
ヒデ:何時間かけた?
鈴木:18時間ぐらいかけて。
ヒデ:選手に聞かせたいわ。
鈴木:行って、本当に2−1で勝って。嬉しかったっすね。たまらなかったっすよ、本当に。
ヒデ:給料のほとんどをジュビロ磐田に?
鈴木:使いましたね。
ヒデ:捧げてるんだよね。
鬼頭:23年、人生の半分以上を。
ヒデ:かっちゃんが一番好きなゴールは?
鈴木:スーパーゴール、いっぱいあるんですけど。前田(前田遼一)さんとかが得点取ったときの、ナビスコ杯の決勝(2010年11月3日磐田5-3広島)とかもすごかったんです。ちょっと難しいです。
守護神用の旗も
ヒデ:ゴール裏ではどんな応援を?
鈴木:ゴール裏では、僕は大旗を振って。
ヒデ:絶対みんなわかるじゃん。
鬼頭:このものすごい大きな旗は、どなたかに持ってもらうんですか?
鈴木:自分で、です。
鬼頭:棒につけて振ってるんですね。だから腕っぷしが。すごい太い。
鈴木:こっちはフィールドプレーヤー用なんですけど、もう1個ゴールキーパー専用の守護神旗っていうのも持ってます。雨が降ると重たいです。
鬼頭:守護神用の旗も振るんですね?
鈴木:振ります。キーパーのときはそっちを振りますし、フィールドプレーヤーが来たらこっちを振るっていうふうに分けて。
鬼頭:コート変わりますしね。もう愛がビンビンに伝わってきます。
「絶対にあきらめない」
ヒデ:「私もサポーターになりたい」っていう子がいると思います。どうやったらなれるの?
鈴木:スタジアムに足を運んでくださる方は誰でもなれます。
ヒデ:「一緒に応援していいですか?」って言ったら?「あそこで一緒に俺も飛び跳ねたいな」とか、「歌いたいな」っていう方もいらっしゃると思うんです。声かけてくれればいい?
鈴木:本当にありがたいです。ぜひお越しください。
鬼頭:行ける試合は全部行くんですか?
鈴木:ほとんど行ってます。
鬼頭:会社はどうしてるんです?そのためにお休みをいただいてる?
鈴木:有給取ったりとか。
ヒデ:こういう方々が支えてるんです。ここまで、チームはどうですか。
鈴木:正直悔しいことが多いシーズンになっています。
ヒデ:まだまだあきらめてない?
鈴木:あきらめてないです、絶対あきらめないです。
鬼頭:今の「絶対あきらめない」、すごかったですよ。選手よりも熱いものがあるような気がします。素敵ですね。
一生かけてジュビロを応援する
ヒデ:好きなチャント(応援歌)は?
鈴木:今年の選手ですと、松原后選手がすごく好きです。
ヒデ:最後にかっちゃんにとってジュビロ磐田、どんな存在なのか聞かせてください。
鈴木:私にとってジュビロ磐田は“人生”です。僕はジュビロを見るまで、ほとんど友達がいなくて、1人でサッカー観戦したりするのがほとんどだったんですよ。友達がいなくて。
でも、今は磐田を通じて、全国に友達ができたんです。関東の友達と一緒にアウエーに行ったり、幕を作ったり。本当に助けてもらうことが多くて。ジュビロなかったら今何やってんだろって思っちゃうんで、本当にありがたいです。だから僕、一生かけてジュビロを応援しようと心に誓っています。
ヒデ:素晴らしいね。
鬼頭:涙出ちゃいますね、ジュビロ愛が。
ヒデ:今の自分は、ジュビロが育ててくれたと言っても過言ではない。
鈴木:そうですね。
ヒデ:魂を感じましたよ。
鬼頭:最後に言い足りないことがあれば。
鈴木:熱きサックスブルーサポーターの皆様。残り試合、ぜひ磐田のために全力で戦いましょう。全ては磐田のために頑張りましょう。よろしくお願いいたします!
ヒデ:力強い!
鬼頭:ジャメさん、聞いてますか?松原選手も聞いてくれてるといいな。