クリス・ヘムズワース、エド・シーランのライブにドラマーとしてサプライズ出演 ─ ドキュメンタリー「リミットレス」撮影の一環で
(MCU)『アベンジャーズ』のソー役などで知られるクリス・ヘムズワースが、現地時間2024年8月24日にルーマニア・ブカレストのナショナル・アリーナで開催されたエド・シーランのコンサートにゲスト出演を果たした。約7万人のファンを前に、嬉しいサプライズが実現したようだ。
シーランは5枚目と6枚目のスタジオ・アルバム「=(イコールズ)」と「-(サブトラクト)」を携えたツアー「+–=÷×(通称マセマティクス・ツアー)」で、目下欧州を回っている。ファンにも人気の高い楽曲「Thinking Out Loud」のパフォーマンスにて、ヘムズワースがドラマーとして参加した。
この度のコラボレーションは、ヘムズワースが、長寿と健康のための課題に挑むドキュメンタリー・シリーズ「リミットレス with クリス・ヘムズワース」シーズン2の撮影を兼ねたものだったそう。シーランは自身のアカウントにて、「クリス・ヘムズワースが僕のショーのためにドラムを習いに来てくれました。2025年に配信される『リミットレス with クリス・ヘムズワース』でその理由が明らかになります」とキャプションを寄せた。投稿内の動画では舞台裏のシーランが、事の経緯を説明している。
この投稿をInstagramで見る
「去年の12月にクリスが、ドキュメンタリー番組で、認知機能や、楽器を学ぶ利点について扱いたいとメールしてくれたんです。僕のところを訪ねてくれて、ドラムを練習し、ステージで7万人もの観客の前で披露することになりました。」
ヘムズワースは本シリーズのシーズン1にて行った検査によって、アルツハイマー発症リスクが一般に比べて8〜10倍高いことを知り、家族との時間を過ごすために休養の期間を設けることをしていた。楽器の練習が認知機能の向上に寄与するというのは、論文なども多く、高齢者に向けた療法でもよく用いられている。ヘムズワースもシーランの隣で、ドラムを叩くジェスチャーをしながら「このことをたくさん考えてきましたよ。ベッドに寝そべってやるのがよかったです」とこれまでの練習を振り返った。
客席からステージに上がるヘムズワースは、少し緊張した面持ちだが、その表情から充足した様子が窺える。ステージが終了したあとは舞台裏で、シーランから「すごくよかったよ」と讃えられ、ドラムスティックを握りメロイックサインをかざす手を模したトロフィーを受け取っている。
ヘムズワースが、ドラムの練習に挑み、シーランのステージに出演するまでのプロセスが描かれる「リミットレス with クリス・ヘムズワース」シーズン2は2025年に配信開始予定。以前よりシーランの大ファンだといたヘムズワースから聞かされるであろう逸話も楽しみだ。
Source:
The post first appeared on .