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「だんご」に込められた「こだわり・真心・情熱」。たっぷりのあんにほどよいコシ、素朴でいて力強いおいしさの「うさぎ屋のだんご」【宮城県仙台市】

ローカリティ!

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仙台市で老若男女に愛され続ける。今や高砂駅前の名物「うさぎ屋のだんご」

私たち日本人にとって馴染み深い和菓子の1つ「だんご」は、お子さんから年配の方まで幅広い年代で昔から食べられてきました。宮城県及び仙台市はおいしい和菓子屋さんが多い土地柄です。

その仙台市で人気のおだんご屋さん「うさぎ屋」は1998年の開店以降長年にわたり地域の方々に愛されてきました。

JR仙石線高砂駅前の通りにあるこちらのお店の「だんご」は今や高砂の名物と呼んでも過言ではありません。そんなうさぎ屋の「だんご」のおいしさをお伝えします。

素材の味が生きている。柔らかくそれでいてコシのあるだんご

うさぎ屋がだんごを作る上で大切にされていることの一つは「だんごの生地がおいしくなければどんなにあんやたれが良くてもおいしいだんごにはならない」ということだそうです。

うさぎ屋のだんごの生地は独自ブレンドされた上新粉を用いて、季節によって水の配合を変え常に同じだんごをお客様に提供できるように日々取り組んでいます。そうして出来上がっただんごは、きめ細かく適度な柔らかさと滑らかな感触にほどよいコシを兼ね備えています。

このだんごがお客さんの口に入るまでには、作り手の方々の技とたゆまぬ精進があるのです。

こしあんは滑らかで程よい甘さとコク。わずかな塩気が織りなす後を引く味「あんだんご」

それではうさぎ屋のだんごを順にご紹介します。まずは「あんだんご」(税込184円)からいただきます。

なめらかなこしあんが両面にたっぷりと塗られています。あずきの持つ滋味深いコク。控えめでほどほどの甘さにほんのりとした塩気が味を引き締め後を引く味です。

仙台名物の一つ「ずんだ」の清涼感のあるコクと爽やかな甘みが口の中に広がる「ずんだだんご」

次に「ずんだだんご」(税込184円)をいただきましょう。

こちらもやはり両面にずんだあんがたっぷりと塗られています。枝豆100%のずんだあんは、枝豆の清涼感のあるコクが爽やかな甘さを生み出し、ほんのりした塩気が素材の味をさらに引き立てます。優しく素朴な郷土の味を堪能できました。

くるみの持つ香ばしさと濃密なコクがじわりと広がる「くるみだんご」

続いてはくるみだんご(税込184円)をいただきましょう。

うさぎ屋ではくるみをじっくりと炒ることで香りを引き出し、えぐみを取っているとのことです。木の実ならではの香ばしい風味と濃密なコクのある甘さがじんわりと広がります。そして丁寧な仕事のおかげで素材の味をより鮮やかに感じられます。

「こしあん、ホイップクリーム」和と洋2つの個性を1つにつなげる「いちご」。期間限定の「いちごだんご」は三位一体の味

うさぎ屋では定番のだんごの他に、その季節ごとに期間限定のだんごを販売しています。

取材に伺ったときの期間限定だんごの1つに「いちごだんご」がありました。

いちごは宮城県亘理郡山元町産の新鮮なものを使用しています。このいちごの甘酸っぱさが、こしあんの深みのある味とホイップクリームのフワリとした感触を結び付け三位一体の味が完成しています。

日本茶は元より紅茶やコーヒーにも合いそうです。

「お客様においしいだんごを気軽に食べていただきたい」だんごに込められた熱い思い

今回の取材では、うさぎ屋の代表取締役河内山正紀(こうちやままさのり)さんと、奥様で販売促進を担当されているかなえさんご夫妻にお会いできました。

お話を通じて、たくさんの人々に気軽に食べていただきたいと願うお二人のだんご作りに対するこだわり、おいしさを追求する情熱、お客様への真心がひしひしと伝わってきました。

お二人とお店のスタッフの方々が一丸となって作っているだんごは、気取らず気軽に食べられて、素朴でいて力強い味です。

うさぎ屋はこれからも多くの人に愛され続けることでしょう。

情報

有限会社 うさぎ屋

宮城県仙台市宮城野区高砂一丁目17番15号
TEL 022-254-7688
うさぎ屋HP:https://usagiya-dango.net/

上野尚吾

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