<無自覚マザコン>「魚の骨取って」「母親みたいにやって」何でもママにやってもらっていた旦那の末路
令和の時代になっても、妻に身の回りのお世話を任せきりの旦那さんもいるかもしれません。特に義母が旦那さんになんでもやってあげていた場合は、妻に自分の母親と同じ役割を担わせようとしがちで……。先日ママスタコミュニティには「母親になんでもやってもらってきた旦那さん」に関する、こんな投稿がありました。
『親になんでもやってもらった系の息子を旦那に持つ方、イライラエピソードを聞かせてください。うちは「俺が昨日脱いだ服どこ?」と始まり、「知るわけないじゃん」と返すと「なんで把握してないんだよ」と言われます。自分の物は周りが把握していて当たり前という認識です。無理なので旦那の物には一切触りません』
投稿者さんの旦那さんもまさに、母親になんでもやってもらってきたタイプの旦那さんだそう。自分が脱ぎ捨てた洋服など持ち物のありかを、投稿者さんが把握していないことに怒ってくるんだとか。そんな投稿者さんは同じようなエピソードを持つママたちに、イライラエピソードを募っていました。
料理や食事に関するエピソード
『目玉焼きを作ることができない。試しに作らせてみたら、まずガスコンロをつけることすらままならないし、フライパンが温まることを知らない。油の量もわからず、卵も割れず、塩コショウをすることも知らない。料理させるのは諦めた』
『「魚の骨を取って」と普通に言われたときイラッときた。いつもおばあちゃんが取ってくれていたらしい』
家事のなかでも特に、料理や食事に関するお世話を母親にやってもらっていた話は多いでしょう。料理が苦手どころか、キッチンや調味料などの基本的な知識さえ持ち合わせていない旦那さんがいました。目玉焼きさえ作ることができないとなると、今から料理のあれこれを教えるのはかなりハードルが高いですよね。また「魚の骨を取って」と言われてムカついたというママも。魚の骨を取ったり料理を切り分けたりなんて、まるで子どもにしてあげるようなお世話ですよね。子どもの頃に母親やおばあちゃんがやってくれていたことを、結婚してもなお妻に求めている様子。その甘えぶりにはイライラして当然なのかもしれません。
「私はあなたのママじゃない!」とハッキリ宣言しているママも
『ゴミをそこら辺の手近な場所に置く。注意すると「それくらいやってよ」。なんでそんなことになるんだって思っていたけど、義実家へ行ったときに原因を目の当たりにして呆れたよね。 義父がテーブルの上に置いたお菓子のゴミを義母が黙って持って行って捨てていた。躾けられてこなかったんだとなったよ』
『1番ブチ切れたのは旦那に「おまえさ、何で母さんみたいに俺の世話ができないの?」と言われたとき。その言葉を聞いて、旦那の洗濯物は畳まずに放置、旦那の食事は作るけど、よそって出すのをやめたし、旦那の部屋の掃除も布団干しもやめた』
このほかにも旦那さんが散らかしたゴミの片付けや旦那さんの部屋の掃除など、身の回りのお世話をママたちがやっているエピソードが寄せられました。ただママたちの投稿を見てみると、やってもらって「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくれる旦那さんであれば、まだ話は違ってくるのかもしれません。育った環境は変えられませんから、今さら「どうして義両親や義祖母がなんでもやってあげていたのか」と責めても仕方がありません。しかし多くの旦那さんが「自分の身の回りの世話は妻がやって当たり前」という態度を取っていて、だからこそママたちはイライラするのでしょう。また義母と比較されて怒りが頂点に達したというエピソードもありました。
『「あなたの母親じゃありませんから、世話をしてほしければ実家へお帰りください」と言ったわ。みかんの皮を剥いてお皿に並べて、お魚はほぐして出していた義実家。お風呂のときはタオルを義母が持って立っている』
こうした状況から旦那さんに「私はあなたの母親ではありません!」とハッキリ宣言したり、旦那さんのお世話を辞めたりと、行動で示しているママたちもいます。旦那さんも身近にやってくれる人がいるから自分でやろうとしないのでしょう。ママが何もやらなければ自分で行動するしかありません。母親扱いされるのが嫌なママたちは、強い気持ちで強硬手段に出るのも効果的かもしれません。
子どもがそうならないように子育てを頑張るしかない!
『とりあえず自分の娘と息子はそんな風にしたくない。まだ小さいかいろいろしてあげるけど、「何でしてくれないの! これじゃない!」と言われたときは叱っているし、延々と説教。納得せずに反抗してくるときは、納得するか泣くまでやる。時間がもったいないけど、先行投資。でも自分でやっているときはベタ褒め。しかもやるときに「ママがさっきからずっと1人でやっているから大変だなと思って」と言ってくれる。子どもは親をよく見ているよ。食後の片付けとかパパより役に立つよ。このまま育ってほしい』
両親や祖父母に頼ってばかりいたために、大人になっても自立できていない旦那さんのエピソードが集まった今回の投稿。今回で身に染みて感じたのは、生まれ育った環境がいかに大事かということではないでしょうか。旦那さんに困っているからこそ、わが子にはそうならないようにしっかりしつけをしているというママの意見もありました。そうすれば、身の回りの世話を配偶者に任せるような大人にはならないはず。そんな思いで旦那さんを反面教師にしながら育児を頑張っているママもいます。旦那さんにイライラしている人は、少し勇気をもらえるのではないでしょうか。