【メンズ向け】人気トリートメントおすすめ25選！選び方も解説
髪のダメージを補修するトリートメント。パサつきやうねりをケアし、ツヤのある髪に仕上げるため、清潔感を演出したい人、スタイリングを楽にしたい人におすすめだ。近年は男性特有の悩みに特化した製品も増えてきており、身だしなみの一環としてトリートメントを取り入れているメンズも少なくない。
メンズ向けのトリートメントは、人気の「NILE（ナイル）」や「BULK HOMME（バルクオム）を始め、選択肢が豊富。配合成分や香りなど、チェックするポイントも多く、何を選べばいいか迷ってしまいがちだ。
そこで今回は、メンズ向けトリートメントの選び方をまとめた。初心者向けに、コンディショナーやリンスとの違いも解説する。おすすめアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
リンスとコンディショナー、ヘアオイルとはどう違う？
リンス、コンディショナー、ヘアオイルは、いずれも髪を健やかに整えるためのヘアケアアイテム。似ているようだが、役割には若干違いがある。ちなみに、メーカーによって基準が統一されているわけではない。以下では、一般的に認識されているそれぞれの特徴を見ていこう。
●トリートメント
トリートメントには、髪のダメージを補修する役割がある。髪の表面を整えるだけでなく、内部に浸透し、補修成分や栄養成分を届けるのがポイントだ。髪のダメージやパサつきをケアし、健やかな状態に整えたい人におすすめ。
入浴後に使用する洗い流さないトリートメントには、髪を外的刺激から保護する役割もある。
●リンス/コンディショナー
リンスやコンディショナーは、トリートメント同様、髪を健やかに整える。トリートメントが髪の内部補修を得意とする一方で、リンスやコンディショナーは主に髪の表面にアプローチする。髪のキューティクルを整え、なめらかな手触りに導く。髪のダメージがそこまで気にならない人や、健やかな印象に仕上げたい人におすすめ。
リンスとコンディショナーの役割はほぼ同じだが、リンスよりコンディショナーのほうが、保湿成分の配合量が多い傾向にある。
●ヘアオイル
ヘアオイルは、オイルが主成分のヘアアイテム。髪にツヤを与えるほか、束感をつくったり、まとまり感を演出したり、主にスタイリング用途で用いられる。トリートメント成分を多く配合したヘアオイルは、洗い流さないトリートメントの役割も兼ねる。
ヘアオイルはスタイリング、洗い流さないトリートメントはヘアケアを目的とする人におすすめ。
メンズ向けトリートメントのおすすめ25選
ここからは、おすすめのメンズ向けトリートメントを25種類紹介する。洗い流すタイプと洗い流さないタイプに分けて、人気製品を中心にピックアップした。お気に入りを見つけてほしい。
【洗い流すタイプ】
NILE スカルプトリートメント
バスタイムを楽しむためのアイテムを提案している「NILE」の人気のトリートメント。4種の植物由来ダメージサポート成分を配合しており、ハリのある健やかな髪に整える。
高麗人参エキス、グリチルリチン酸2K、ツボクサエキス（シカ）といった3種の頭皮環境サポート成分を配合しているのもポイント。頭皮にやさしいノンシリコン処方で、直に塗り込んで使用できる。頭皮環境を整えたいメンズにおすすめだ。
香りは、ラグジュアリーホテルをイメージした「ラフランス」、シトラス系の「カリフォルニア」、爽やかな「ハーブトニック」から選択可能。いずれもこだわりの香りで、ヘアケアが楽しみになるだろう。
ボタニスト モイスト トリートメント
ドラッグストアでもお馴染みの「ボタニスト」。髪悩みに応えるラインナップから、自分にぴったりのアイテムを選びやすい。トリートメントを初めて使うメンズにもおすすめだ。
なかでも「モイスト」は、ベストセラーの人気シリーズ。濃密ボタニカル美容液を配合し、保湿、地肌、ダメージのトリプルケアを叶えている。髪の内側に浸透し、ダメージをケアするのが特徴だ。
しっとりとした洗い上がりを実現しており、柔らかな手触りの髪に整える。髪のパサつきや広がりが気になる人は、ぜひチェックを。
バルクオム ザ トリートメント
髪を内側と外側から補修する人気のトリートメント。メンズに特化したスキンケアブランドである「バルクオム」らしく、男性のニーズにしっかり応えるべく開発されている。
グリセリンとアルギニンからなるダメージ補修成分を配合し、カラーやパーマによる髪の傷みをケア。エモリエント成分が髪をコーティングし、なめらかに仕上げるのもポイントだ。ヒートプロテクト機能があり、ドライヤーの熱によるダメージも軽減する。乾燥しがちなメンズの髪を、スタイリングしやすいハリのある状態に整える。
男性に好まれやすいさっぱりとした軽い使用感。洗練されたパッケージデザインも魅力。
オルビス ミスター コンディショナー
寝癖やうねりを防ぎたい人におすすめのメンズ用トリートメント。髪を1本1本コーティングする「プレスタイリング成分」を配合しており、入浴後に整えた髪の形状をキープしやすい点がポイントだ。朝のスタイリングをぐっと楽にしてくれるだろう。
爽やかでリラックスできる自然由来の香り付き。男性が好む香りを研究し、再現したこだわりの香りだ。
MARO 薬用デオスカルプトリートメント【医薬部外品】
殺菌有効成分である「イソプロピルメチルフェノール」を配合している薬用トリートメント。皮脂によるベタつきやニオイを防ぎ、頭皮環境を健やかに整える。かゆみやフケに悩むメンズにもおすすめ。清潔感のアップに貢献してくれるアイテムだ。
すっきりとした洗い上がりでありながら、髪のうるおいはキープする。5種類のレアオイルを配合しており、なめらかな指通りに整える点もポイント。480mlと容量が多く、コスパ抜群。
ギャツビー パーフェクトトリートメント
ヘアケアと頭皮ケアを両方叶える、男性のためのトリートメント。化粧水にも使われる保湿成分を配合しており、頭皮と髪をみずみずしく整える。コンディショニング成分が髪をさらさらな質感に仕上げるのも特徴。キューティクルを整え、健やかな髪に導くため、ツヤのあるきれいな髪をキープしたい人におすすめだ。
ホワイトティーの香り付き。リラックスできる上品な香りに癒される。
DHC MEN スカルプケア トリートメント
メンズの頭皮と髪の悩みを解決するために開発されたトリートメント。頭皮環境を健やかに整えることで、フケやかゆみなどのトラブルを防ぐ。乾燥による髪のパサつきもケアし、ツヤのある若々しい印象に仕上げる。
アロマティックシトラスの爽やかな香りは、不快なニオイのカバーにも役に立つ。“デキる男”の演出に取り入れたいアイテムだ。
オルナオーガニック リペアトリートメント
植物由来成分にこだわる人気のトリートメント。植物由来美容エキスや、サロン品質の美容成分を贅沢に配合している。また、オーガニック認証取得成分を使用しているため、ナチュラルなアイテムを使いたいメンズにおすすめだ。
地肌にやさしい設計で、合成香料、サルフェート、パラベン、紫外線吸収剤、合成着色料、鉱物油は無添加。チューブタイプの容器は使用量を調整しやすく、出張への持ち運びにも便利。
LIPPS スタイリストトリートメント
ヘアサロンが手がけるメンズビューティーブランド「LIPPS」。「スタイリストシリーズ」は、スタイリストにサロンでケアしてもらう気持ち良さを自宅で実現する人気のライン。トリートメントは、頭皮を労わりながらヘアケアを叶える設計だ。
頭皮にうるおいを与えるCICA成分や頭皮環境を整える宮古島産アロエエキスを配合。ほか、髪にハリを与える保湿成分として、加水分解ケラチンやアップルバイオエキスなどの厳選成分を複数配合している。サロン品質の本格的なアイテムを使ってみたい人におすすめ。
オーシャントリコ アンサー ブースト ヘアパック
サロン商品を日常でも使いやすく改良したヘアケアブランド「オーシャントリコ」の自信作。通常のトリートメントのようにシャンプー後に使用できるほか、トリートメント後のスペシャルケアにも活躍する。
保湿成分12種類、アミノ酸20種類、加水分解成分5種類、セラミド3種類を配合。髪の内部に栄養を届け、補修する。ハイダメージが気になるメンズはもちろん、髪の悩みを抱える全ての人におすすめだ。
クワトロボタニコ ボタニカル スカルプ&ヘアトリートメント
「枯れない男の肌メンテ」がコンセプトのボタニカルスキンケアブランド「クワトロボタニコ」。健康的な印象づくりをサポートし、大人の男性のチャレンジを後押ししている。
本製品は、髪のへたりやパサつきに悩むメンズにおすすめ。ミネラルが豊富なマリンクレイや、4種の植物エキス、4種の海藻エキスを配合している。天然真珠由来の補修成分「加水分解パール」によって、力強い印象の髪に仕上げる点も魅力だ。
さらに、ドライヤーの熱に反応してキューティクルを整える保湿成分も配合。ツヤのある若々しい印象の髪をキープし、老け見えを防ぐ。
スカルプD ヘアカラーコンディショナー
使用するたびに白髪を染められるカラートリートメント。カラーは「ナチュラルブラック」と「ディープブラウン」の2種類。暖色系の自然な色味を採用しており、若々しい印象を演出する。ロングディープカラー設計により、染めた後の色合いが持続しやすい。
ハリコシ成分として、加水分解ケラチンや加水分解シルクなどを複数配合。健康的な印象の髪に仕上げることで、髪をボリューミーに見せられる点も嬉しい。ユーカリミントの香り付き。
VITALISM カラートリートメント kulo
白髪目立ちを回避したい人におすすめのカラートリートメント。髪にゆっくりと色が入る設計で、不自然な染まり方はしない。カラーは「ブラック」と「ダークブラウン」から選べる。
トリートメント成分が70%を占めており、髪を労わりながら染めることが可能。負担になりにくい染色成分を採用し、頭皮にやさしく仕上げている点もポイントだ。髪や頭皮の負担を軽減しながら、手軽に若々しさを演出できる。
コスメデコルテ AQ ブースティング トリートメント ヘアセラム
人気のデパコスブランド「コスメデコルテ」から販売されているヘアトリートメント。髪の導入美容液として、通常のトリートメントの前に使用する。ダメージが気になる場所や毛先に塗布し、10秒程度放置するだけと、使い方は簡単だ。
キューティクルが開いた髪の隙間に水が入りやすいことから、ウォーターベースの処方を採用。毛髪補修ペプチドや白樺剤などの厳選した成分を髪の内部にしっかり届ける。髪を健やかに整えることで、うねりやくせを抑えやすくなる点がポイント。スタイリングの時短を求めるメンズにもおすすめだ。
THREE フォー・メン ジェントリング コンディショナー
頭皮のベタつきや荒れをケアするための男性向けのトリートメント。保湿・エモリエント成分として、天然由来の精油やエキスを贅沢に配合している。頭皮の水分と油分のバランスを整えることで、健やかな状態をキープする。
仕上がりはさらさらとした質感。軽やかな使用感を好むメンズにおすすめだ。「THREE」らしい落ち着きのあるデザインで、プレゼントにもぴったり。
【洗い流さないタイプ】
NILE ヘアオイル エアリーライト
軽やかなテクスチャーで、エアリーな仕上がりが叶うアウトバストリートメント。人間の皮脂構造に近いとされる椿種子オイルをメインで使用しており、さらふわな手触りの髪に整える。どちらかというと、髪が柔らかい人向け。スタイリングのしやすさとヘアケアを両立したいメンズにもおすすめだ。
フローラルでフルーティーな「アップルブルーム」の香り付き。ヘアケアと同時に香りも楽しめる。
MENON ヘアオイル
なりたい自分をサポートするメンズブランド「MENON」の洗い流さないトリートメント。使用感や髪の悩みに合わせて、3タイプから選べる。いずれも保湿成分として6種類のボタニカル成分を配合。ハリツヤのある健やかな髪に整える。
さらさらとした「エアリーテクスチャー」は、髪質問わず使いやすい万能タイプ。朝のスタイリングにも活躍する。しっとりと仕上がる「リッチモイスチャー」は、髪のパサつきが気になる人におすすめ。「スペシャルリペア」は、特にダメージが気になるメンズ向け。ドライヤーやアイロンの熱を利用して髪を補修する設計だ。
RETOUCH ケアミルク
さらっとまとまる髪に仕上げるミルクタイプのアウトバストリートメント。みずみずしいテクスチャーで髪をうるおしながらも、軽やかな使用感を実現。オイルのベタつきが苦手な人でも使いやすい。
ドライヤーの熱に反応してダメージを補修する保湿成分「エルカラクトン」を配合。また、空気中の微粒子が髪に付着するのを抑える設計を採用し、髪にニオイが付くのも防ぐ。髪を外的刺激から保護し、健やかに保ちたい人におすすめ。
LUTY ヘアミルク
「夜用美容液」と謳われている洗い流さないトリートメント。ヒートリペア処方を採用しており、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守り、補修する。ナイアシンアミドやゴールデンホホバオイルなどの保湿成分を贅沢に配合し、髪をコーティングする点もポイント。睡眠時の摩擦から髪を守り、ダメージの軽減につなげる。
タイプは「モイスト」と「スムース」の2種類。モイストは髪をしっとりまとめるため、剛毛の人やうねりをケアしたい人におすすめ。スムースは軽やかな仕上がりで、さらさらとした仕上がりを叶えたい人にぴったりだ。
LIPPS ベーススタイリングオイル アップルグリーン&ローズ
洗い流さないトリートメントとしても使えるヘアオイル。スタイリングのしやすさに重きを置いており、ワックスの前に塗布することで、スタイリングの際の操作性を向上させる。手ぐしでさっと整えるだけでもサマになるため、スタイリングの時短にも重宝する。
ライトな使用感でありながら、ヘアスタイルをしっかりキープ。髪をコーティングすることで湿気から守り、セットしたての髪型を持続させる。
エイトザタラソ ジェントルリペア & モイストチャージ 美容液ヘアミルク
髪をつるんとした質感に整えるヘアミルク。乾いた髪にも使えるが、ブロー前の濡れた髪に使用するのがおすすめ。スキンケア発想の処方を採用しており、髪1本1本をみずみずしくうるおす。
3つのヒートプロテクト成分を配合している点も特徴。ドライヤーやアイロンの熱によるダメージが気になる人にぴったりだ。ポンプタイプのボトルでさっと扱いやすく、ヘアケアの時短にもつながる。
ギャツビー メタラバー オイル アクアティックモイスト
ジュレ状態のみずみずしいテクスチャーのヘアオイル。オイルの中にうるおい成分を配合する処方を採用しており、パサついた髪をまとまりやすく整える。また、保湿成分として3種の天然植物オイルを配合し、うるおいが持続する点もポイント。オイルでありながら、軽やかなつけ心地も魅力だ。
熱によるダメージから髪を守るヒートプロテクト処方のほか、紫外線から髪を保護するUVカット処方も採用。価格が手頃でコスパに優れているのも嬉しい。
BOTANIST ヘアミスト
髪を健やかに整えるヘアミスト。保湿成分として高純度のオリーブスクワランやホワイトバーチウォーターを配合しており、髪にうるおいを与える。また、毛髪補修成分のボタニカルマイクロプロテインが髪の内部に浸透し、ダメージをケアする。仕上がりはさらさらで、スタイリングしやすい髪に整える。
マンダリンとリーフグリーンの爽やかな香り付き。香りを味方につけたい時にひと吹きするのも良さそうだ。
モロッカンオイル トリートメント
厳しい環境に耐え抜くアルガンオイルの力に着目したブランド「モロッカンオイル」。オイルヘアケアのパイオニア的存在であり、特にこのオイルトリートメントは、多くの美容師に支持されている。
洗い流さないトリートメントとしてだけでなく、スタイリングやフィニッシングなど、マルチに活躍。保湿成分のアルガンオイルを豊富に含んでおり、しっとりなめらかな髪に整える。髪の指通りを良くしたい時、うねりをケアしたい時、さまざまなシーンで寄り添ってくれるだろう。
ケラスターゼ クロノロジスト ユイル クロノロジスト R
言わずと知れた人気ヘアケアブランド「ケラスターゼ」のなかでも、最高峰と謳われている「クロノロジスト」。髪全般の悩みにアプローチし、ハリツヤのある健やかな状態に整えることを目指すシリーズだ。
「ユイル クロノロジスト R」は、オイルタイプの洗い流さないトリートメント。健やか成分としてブラックパール、保湿・補修成分としてアルガンオイルなどの選び抜いた成分を贅沢に配合している。フローラルシプレーの上質な香りや、高級感溢れるボトルデザインも魅力。
【メンズ向け】トリートメントの選び方
トリートメントは、毎日のヘアケアに使うため、好みの香りかどうかや使いやすさを大前提に選びたい。そのうえで、メンズがトリートメントを選ぶ際にチェックしておきたい5つのポイントを解説する。
タイプで選ぶ
トリートメントは、洗い流すタイプと洗い流さないタイプの2種類に分けられる。
●洗い流すトリートメント（インバストリートメント）
インバストリートメントは、入浴中に使用する。シャンプー後に塗布し、時間を置いて洗い流す。髪内部にしっかり補修成分を届け、ダメージをケアするのが特徴。
●洗い流さないトリートメント（アウトバストリートメント）
アウトバストリートメントは、入浴後に使用する。タオルドライ後、ドライヤーの前に塗布する。手軽にヘアケアが叶うほか、髪を外的刺激から保護する役割も。オイルだけでなく、クリーム、ミルク、ミスト（スプレー）などテクスチャーのバリエーションが豊富。
目的で選ぶ
トリートメントを選ぶ際には、自分の髪や頭皮の状態を把握し、どのような効果を求めるかを明確にすることが大切だ。悩みに合ったアイテムを選ぶのが分かりやすい。
●ダメージケア
カラーやパーマなどによるダメージが気になる場合は、洗い流すタイプのトリートメントでしっかりケアするのがおすすめ。髪に補修成分を浸透させることで、内側からダメージをケアし、健やかな状態に整える。
●髪の保護
主たる目的が髪の保護の場合は、洗い流さないトリートメントがぴったり。タオルドライ後に塗布することで、ドライヤーの熱から髪を保護する。髪を熱から守るための「ヒートプロテクト成分」を配合している製品は、ヘアアイロンを当てる際にもおすすめ。
●スカルプケア
頭皮を健やかに整えたい場合は、スカルプケアを重視したトリートメントがおすすめ。赤みやかゆみなどの頭皮トラブルが気になる人や、不快なニオイを抑えたい人はぜひ検討しよう。一歩踏み込んだ効果を期待したい人は、化粧品ではなく、有効成分配合の医薬部外品のアイテムを要チェック。
●白髪染め
白髪が気になる場合は、髪のダメージをケアしながら、白髪をナチュラルに染めてくれるカラートリートメントがおすすめ。通常のトリートメントの手順を踏むだけで、白髪染めまで叶う嬉しいアイテムだ。
髪の状態で選ぶ
繰り返しになるが、髪の状態や髪質を見極めることが重要。自分に合ったアイテムを使うことで、効果を実感しやすくなるだろう。
カラーやパーマによるダメージが気になる場合は、乾燥やパサつきをしっとり整えるタイプのトリートメントを選ぼう。ほかにも「くせ毛をスタイリングしやすく整えたい」「剛毛でゴワつきが気になるので、軽やかな手触りに仕上げたい」など、人によって髪の状態や目的はさまざま。パッケージ表記もチェックしながら、自分にぴったりのトリートメントを見極めたい。具体的な成分に関しては、以下でも解説する。
成分で選ぶ
トリートメントは、成分で選ぶのもひとつの方法。成分表示を確認し、成分分析を行うことで、自分にぴったりのアイテムを選びやすくなる。トリートメントに配合されることが多い成分と配合目的は以下だ。
●補修成分：加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、PPT成分（ポリペプチド）など
傷んだ髪のダメージを補修し、健やかに整える。
●保湿成分：セラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸、グリセリン、シアバター、椿油など
髪や頭皮にうるおいを与え、乾燥を防ぐ。くせ毛をまとまりやすい髪に仕上げたり、頭皮を健やかに整えたりする。
シリコンの有無は、髪質によって判断しよう。シリコンは髪をコーティングし、なめらかな指通りに整える一方で、髪質によってはベタつきにつながってしまう。ボリュームダウンして見える可能性もあるため、軟毛の人は注意が必要だ。
ほか、頭皮のニオイをケアしたい場合は、「チャエキス」や「銀」などの成分にも注目したい。
仕上がりの質感で選ぶ
仕上がりの質感は、好みで選んで良いだろう。しかし、髪質によっても合う合わないがあるため、その点も踏まえて判断したい。
洗い流すトリートメントの場合は、「しっとり」「さらさら」などの表記を参考にして選ぶのが簡単だ。一般的には、髪が硬い人にはしっとりタイプ、髪が柔らかい人にはさらさらタイプが合いやすい。
洗い流さないトリートメントは、テクスチャーのバリエーションが豊富。スタイリングの仕上げとしても使いたい人は、特に仕上がりの質感を重視したいところだ。
オイルやクリームは、油分が多く、しっとりまとまる傾向にある。パサつきやゴワつきを抑えたい人におすすめだ。ミルクやミストは、さらさらとした軽い仕上がりになる。猫っ毛の人やボリューム感を演出したい人に向いている。
おしゃれにこだわるメンズこそ、ヘアトリートメントを取り入れよう
髪はパッと目につきやすいため、印象を大きく左右する。パサついた髪やベタついた頭皮……ケアが行き届いていないと、残念な印象になりかねない。
自分に合ったトリートメントを選ぶことで、髪や頭皮の悩みを解決できる可能性は大いにある。大人の身だしなみの一環として、トリートメントで正しくヘアケアを始めよう。