多摩センターで野球観戦 一日だけのパブリックビューイング
商業施設・ココリア多摩センター壁面を活用した野球中継のパブリックビューイングが9月19日、同施設とパルテノン多摩大通りで行われた。
多摩市と多摩センター地区連絡協議会との共催。市とスポーツ振興に関する協力協定を締結し、同協議会会員でもある株式会社読売巨人軍の協力により実現したもので、東京ドームで行われた読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズの一戦が放映された。
試合が始まると、応援席でジャイアンツのユニフォームを着ながら応援する人や大通りを通行する人らが立ち止まって試合を観戦した。
初回、ジャイアンツ先発の戸郷翔征投手が3人で抑えると大きな歓声が上がった。仕事終わりに来場した男性は「どんな様子か楽しみにして来た。雰囲気が良くて楽しい」と話していた。試合はジャイアンツが6対0で勝利した。
まちづくりの一環
今回のパブリックビューイングは「多摩センターわくわくプロジェクト」の一環。市が取り組む、多摩センターで何かやりたいと思う人によるまちづくりの一つ。公共施設のリニューアルをはじめ、変化の続く多摩センターエリアのあるべき姿を考え、社会実験などを通して必要なハードや制度、サービス等の機能を考えていくもの。多摩センターの日常的なにぎわい創出に向けた社会実験を実施することで公共空間をふくめた民間主導のまちづくりについて検証している。
9月はパブリックビューイングのほかに、学生あおぞらフェス(からおけ)、ワークショップ、フードカーの出店などが行われた。