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350年の歴史を誇る料亭"つば甚"にて朝食「かに粥」がスタート!金沢の美を凝縮した朝のひとときを。

週末、金沢。

2025年7月より、料亭「つば甚」にて朝食プラン「かに粥」がスタート。金沢で最も歴史が深く格式の高い料亭の味を朝食で楽しめると、話題となっています。

料亭「つば甚」は、加賀百万石の礎を築いた前田利家に、お抱え鍔師として仕えていた鍔家が、鍔師の傍ら営んでいた、「つば屋」を350年前に創業開始したのが始まりなのだそう。

伊藤博文が愛した「月の間」

伊藤博文がその眺望に感動し滞在したという「月の間」、松尾芭蕉が句会を催した「小春庵」などが今も趣をそのままに残しています。

「かに粥」をいただくのは、犀川越しの戸室山という金沢らしい絶景が広がる大広間。今では大変希少な大正ガラス越しにみえる景色はなんとも風情があります。

「かに粥」の提供は完全予約制で1日限定48食。現在は8:00〜と9:00〜のお席が用意されています。

香り豊かなあおさのあんかけがかかった、ふんわりと温かいだし巻き卵。鍔の焼印が施されています。

鴨ロースと五郎島金時。鴨の上質な脂とお芋の甘い余韻がよく合います。

身がふっくらと厚いニシンの南蛮漬けは、しっかり酸味が効いていて食欲をそそります。

ほんのり温かな自家製くずし豆腐。そのままでも大豆の旨みが十分に感じられ美味しいのですが、塩麹を加えるとさらに甘味が増して絶品でした。

あおさあんと自家製塩麹を「かに粥」に加えると味変になっておすすめとのこと。

そして本日のメイン「かに粥」が到着。土鍋がお部屋に運ばれてきた途端に、 濃厚なかにの香りが広がります。取材時はベニズワイガニでしたが、カニ漁の解禁時期には香箱ガニになり、また香りや風味が変わるのだとか。そちらもぜひ味わってみたいところ。

漆塗りの美しい器で提供されるかに粥。レシピは、つば甚の料理人に古くから脈々と受け継がれているものなのだそう。器も古くから愛用されている貴重な品。

かの伊藤博文もこの景色を眺めながら同じ器で味わっていたのかも…?と思いを馳せながらいただく朝ごはん。 お食事は1人5,280円と、朝食としては少し贅沢な価格ですが、存在自体が美術品のような空間で特別な体験ができ大満足!

自分へのちょっとしたご褒美に、金沢へいらした大切なゲストと共に、ぜひ利用してみては。

ご予約はこちらから( https://tsubajin.co.jp/cuisine/breakfast/ )


つば甚


住所石川県金沢市寺町5-1-8
TEL076-241-2181
電話対応時間9:00~18:00
駐車場近隣に有料Pあり
公式サイト( https://tsubajin.co.jp/ )


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