転職直後に妊娠発覚!20kg増!産後の最大の私の試練は…
4歳の女の子1人を育てるママライターの“Misato”です。30歳のとき病院と薬局に行き、お薬をもらう時点で「みなさんに伺っているので、念のためお聞きします。妊娠されていませんか?」というの薬剤師の一言で妊娠に気づきました。それはそれまで勤めていた会社から現在の会社に転職して働きはじめたときでした。
転職後すぐ妊娠。つわりもなく7ヶ月まで気づかれず
妊娠発覚は、それまで勤めていた会社から現在の会社に転職してすぐのことです。「ストレスゼロ。なんて楽しんだろう!」と、それまでとは違う環境、違う仕事にイキイキとした日々を過ごしていたときのことでした。
初めての妊娠。「つわりって、どんな感じなんだろう」と思いましたが、私の周りには、妊娠・出産をしている人があまりいなかったので、事前の知識はまったくナシ。よくドラマで見る「うっ…」と気持ち悪くなって、トイレに駆け込む状況になるかと思っていたのですが、そのような兆候は一切ありませんでした。
また、嗜好も変化せず、普段通りの生活を送っていました。特に眠いという事もなかったので、仕事も通常通りこなし(この後休むことがわかっていたので通常以上だったかもしれません)、体の変化もさほどなかったので、周囲の人たちは7ヶ月頃まで妊娠を気づかなかったほどです。
計算合わない? 初めての妊娠生活で甘え+20kg
はじめての妊娠という事もあり、周囲の人たちが優しく接してくれて、夫も両親も「たくさん食べて力をつけてね」と言うのに、甘え放題に過ごしていた私。もちろん、びっくりするほどの勢いで太っていきました。
病院の先生には「太るとお産の時に苦しいよ」という話を何度も聞かされ、健診の度に体重を計っては怒られて…の繰り返し。気づけば出産前よりプラス20kg。赤ちゃんの大きさを加味しても、計算の合わない体重となっていました。
無駄な抵抗とわかりつつ、ジュースを控えて水を飲み、運動をしようと思ったときには、時すでに遅し。あっという間に出産を迎えることとなりました。
45年ぶりの大雪が降る夜に…。じんわり“破水”!
健康体のまま、ただ太っていた冬のある日。「今夜は雪がよく降るね」なんて話していると、いつもと違う感覚が…。
「もしかして“破水”かな?」というくらいの、わずかな湿り具合でしたが、雪が積もると移動が難しくなることを考えて、動けるうちに妊婦タクシーで病院へと向かいました。
診察の結果は“破水”をしているとのこと。“破水”とは、大量の水が出て痛みがあり… と想像していたものの、自分の症状が軽いことから、「そういうものかしら?」と思いつつ、陣痛が来ないのでゆっくり病院で朝まで寝かせてもらいました。
陣痛間隔があっという間に短く。産後に最大の試練も
朝になり、少しずつ陣痛は来たものの、余裕があったため一日かかることを覚悟したのも、つかの間。あっという間に陣痛の間隔が短くなり、痛くなってからは2時間半というスピード出産でした。
あまりの早さに、ずっと付き添ってくれていた夫以外の家族は、立ち合いに間に合わず、夫婦で新しい命を迎えることに。今思うと、一番の喜びはこの瞬間で終わり。この後に私の最大の試練、“会陰切開の縫合”が待ち受けていたのです。
出産のことは勉強しましたが、出産時に会陰を切開する場合があること、縫う時の痛みなど勉強の範囲外。衝撃的な痛みでした。
出産の痛みより強く、先生に頼んで麻酔をしてもらうことに…。この痛みは私にとって、出産より何十倍もつらかったです。
妊娠39週で出産、出生時のわが子は身長48.4cm、体重3340g。私の妊婦生活は、想像していたつわりがなく、大きなハプニングもない、とても楽しい10ヶ月でした。気になる体重も出産後には10kg減。少しずつ元に戻っていきました。妊娠したタイミングは、転職をしたばかりだったので、不安もありましたが、健康体だったおかけで、ギリギリまで仕事をし、普段通りの生活を過ごせた幸せな妊婦生活でした。子供を育てていく中で日々、葛藤はありますが、授かった大切な命。これから大切に守っていきたいと思います。
[Misato*プロフィール]
ママになって4年。フルタイムで働きつつ、ライターの仕事や撮影のディレクションなどをしています。夫は夜、ほとんど不在なため、ワンオペが続く日々ですが、近所のママ友と試行錯誤しつつ、楽しく過ごすように心がけています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。