上越教育大学 教育実習を前に宣誓式
上越教育大学の学生が教員免許を取得するための教育実習が来週26日から上越地域の小学校で始まります。実習を前に、学生が気持ちを高める宣誓式が19日(月)に行われました。
小学校で教育実習をするのは上越教育大学の学校教育学部3年生と大学院生合わせて216人です。宣誓式は教育実習に向けて学生に気持ちを高めてもらおうと大学が行っています。
式では林泰成学長が「教育の活動は人と人との関わりの中で行われる。それは簡単に言葉で表現できるものばかりではない。そうした『教育の勘所』を実習を通して学んでほしい」と激励しました。
続いて学生を代表して学校教育学部3年生の志賀蒼依さんが「実習校の先生方や児童にとっては教育実習生の私も1人の教師。1人の教師としての責任と使命を持ち、教育実習に関わるすべての皆さまへの感謝の気持ちを忘れず、行動で示して教育実習に取組みたい」と誓いの言葉を述べました。
学生
「自分の(担当する)クラスは、集中できる子とできない子がいる。全員が授業できるように、できない子にも配慮した授業をしたい。熱い気持ちを持った先生になりたい」
学生は来週26日からおよそ3週間、上越教育大学附属小学校をはじめ上越地域の小学校65校で実習に臨みます。学生は今年5月に小学校を訪れ1週間児童の学校生活の様子を見学しました。それをもとに指導案を作り、教育実習では実際に教卓に立って授業をします。
小学校での教育実習は今月26日から来月24日まで行われます。