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【焼津・やいづ】焼津港近く 100年超の古民家で絶品トロサバ定食

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

JR焼津駅から歩いて5分。静岡・焼津市の港町に、「古民家かふぇダイニングやいづ」があります。築100年を超える古民家の、落ち着いた空間で食べるこだわりの焼津港グルメが絶品です。

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本町2丁目の交差点(焼津市本町)

いつも見慣れた街並みも裏道を巡れば、そこはまるで別世界。静岡県民も必見の裏スポットをお散歩します。今回は日本有数のマグロ・カツオの水揚げ量を誇る焼津市を散策しています。

港のそばに心温まる空間

JR焼津駅から焼津駅前通り商店街を歩いて、海の方へ向かっています。

「新焼津漁港」まで0.5kmの看板を見ながら歩いていると、営業中ののぼりを発見。目と鼻の先に港がある場所に、昔ながらの瓦屋根の民家がありました。

「古民家かふぇダイニングやいづ」の外観は、本当に飾らない普通の民家!

早速お店の中に入ってみました。店内は奥行きがあり、心温まる落ち着いた雰囲気が広がっています。店長の山口麻理子さんに話を聞きました。

広々とした店内

古民家かふぇダイニングやいづ・山口麻理子さん:
私の会社で買い取ったんですけれども、社長がここを維持していくために、みなさんにおいしいものを安く提供し、楽しんでいただきたいと始めました

2025年3月10日にオープンした新店舗。

空き家になっていた古民家を維持していくために、カフェとして再生しました。

お店の奥が気になって、のぞいてみると庭が広がっていました。

古民家かふぇダイニングやいづ・山口さん:
庭と蔵があります。築100年以上と言われています

歴史が感じられる蔵

取材した日は満席で、市外からも多くの人が訪れるほどの人気ぶりです。

人気No.1のトロサバ定食

この日のお店の一番人気メニューは「本日のおすすめランチ トロサバ(1000円)」です。大きな焼きサバの切り身に、たくさんの小鉢。

本日のおすすめランチ トロサバ(1000円)

一口食べると、肉厚でジューシー。塩加減も絶妙です。

あまりのおいしさにシェフを尋ねると、料理を作っているのは山口さん本人でした。

古民家かふぇダイニングやいづ・山口さん:
全部私が手作りで朝から仕込んでいます

サバが好きな山口さん。行きつけの鮮魚店のサバがおいしくて、それをみんなに食べてもらおうと考え、このメニューとなりました。

大きなサバの切り身

古民家かふぇダイニングやいづ・山口さん:
焼いて食べたら脂が乗っていてすごくおいしかったんです

多くの人にこのおいしさを届けたいという思いが込められたランチメニューでした。

新作!ミナミマグロのコロッケ

さらに、おすすめのメニューを聞いてみました。

古民家かふぇダイニングやいづ・山口さん:
マグロを一本買いしてミナミマグロ丼を売りにしているんですけど、マグロをコロッケにしたものがおすすめです

取材時はまだメニューには載っていない開発段階の「ミナミマグロのコロッケ(値段未定・要予約)」。一足先に、試食させてもらいました。

ミナミマグロのコロッケ(値段未定)

まるでお肉のような食感が特徴です。魚の臭みが全然ないことに驚きです。

古民家かふぇダイニングやいづ・山口さん:
新鮮なマグロなので、全然臭くないんですよ

特製の赤いタレは、コチュジャンとゴマ油、ニンニクなどを入れた自家製タレで、韓国風の味付けになっているそうです。

こだわりのタレをかけて

この特製の甘辛タレがマグロと抜群に合い、普通のマグロメンチカツとはまた違った味わいです。ミナミマグロのコロッケは限定販売で事前予約が必要です。

港のすぐそばという立地を生かし、新鮮な海の幸を使った料理が楽しめる「古民家かふぇダイニングやいづ」。100年以上の歴史を持つ建物の趣と、地元の食材が融合した空間でした。

■店名 古民家かふぇダイニングやいづ
■住所 静岡県焼津市本町1-1-22
■営業時間 11:00~14:00
      17:00~22:00
■定休 日
■問合せ 090-6988-0313

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