伊勢原市 若手と市長が座談会 職場環境の改善目指す
萩原鉄也伊勢原市長と若手職員がお互いの視点や考え方を知り、相互理解を深めることで、組織におけるコミュニケーションの活性化を図るための座談会が16回にわたって行われた。
今回の座談会は20代で入庁3年目までの62人が対象。3月24日には4グループ15人が市長と面談。1グループ20分ほどの時間で、職場の様子や仕事のやりがいなどを語った。
参加した若手職員からは「上司が丁寧に指導してくれて働きやすい」「市民からの感謝の言葉がやりがいになっている」などの声が寄せられていた。萩原市長は「民間企業とは違い、いろいろな部署を経験できる。それぞれに合った仕事が必ず見つかるはず」とアドバイスを送った。
やりがいを感じていると前向きな意見が多かった反面、残業時間や仕事とプライベートを分けづらい時があるなどの意見も寄せられた。面談を終え市長は「公務員という職に対し悪いイメージを持っていなくて良かった。若手職員は非常にしっかりしていて、市を引っ張って行こうと前向きに考えていてくれることがうれしく、大変心強かった」と語った。