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【賛否両論】子どもの夏休みの宿題。手伝っている親は何パーセント?何を手伝う?<ママのリアル調査>

ママスタセレクト

子どもたちにとって楽しみがいっぱいの夏休み。でも保護者にとっては、日々のご飯づくりや生活リズムの管理に加え、頭を悩ませる存在が……。そう「夏休みの宿題」です。プリント学習に読書感想文、自由研究など、子どもの学年や性格によって、その難易度や取り組み方もさまざまでしょう。

ついつい口や手を出したくなってしまうものですが、「どこまで手伝うのが正解?」「やりすぎは子どものためにならない?」と、手を差し伸べる側にも葛藤があるもの。今回ママスタセレクトでは、ズバリ「子どもの“夏休みの宿題”を手伝いますか?」と問いかけるアンケートを実施しました。

子どもの夏休みの宿題。手伝うママはどのくらいいる?

選択肢には「はい」「いいえ」「その他」の3つを設定。950人近いママたちから回答が寄せられました。アンケートの結果から、「手伝う」と答えたママは全体の51.5%と過半数に。一方で「手伝わない」と答えたママは36.8%、また状況や子どもの希望によって変える「その他」は11.7%となりました。

サポートの中心は「自由研究」と「読書感想文」

「手伝う」と回答したママの中でも、とくに多く寄せられたのは自由研究や読書感想文に関するサポートでした。

『工作や自由研究の進め方をアドバイスする予定』

『読書感想文が書けないので、インタビューのように対話を重ねます』

『自由研究の大枠を子どもが決めるので作品にするまでを手伝う』

『自由研究の流れやまとめ方をサポートする』

自由研究や読書感想文は自由度が高く、正解がない宿題だけに多くのママたちがわが子のサポートをするのかもしれません。テーマ決めから構成、まとめ方まで、一緒に考えながら“子ども主体”で取り組ませるというスタンスが多数を占めるようです。

一方で伴走型ではなく、主体的に動くママもいるようです。

『自由研究の工作案を考えて子どもにプレゼン(笑)』

『読書感想文はほぼ私の宿題……』

「2回目の小学生になってる気分」「もはや親の宿題では?」という声に、共感するママたちも多いかもしれませんね。

「やりすぎない」ことを大切にする声も

「手伝わない」と答えたママたちからは、子どもの自立を重視する意見が多く寄せられました。

『子どもが今できること、できないことを確認したい。完璧に出来なくても良いことも教えたい』

『親がやってしまうと子どものためにならないから手伝わない』

「できないことを知るのも学び」「親がやってしまうと意味がない。わからないなら調べるのも宿題」など、至極まっとうな意見も少なくありません。

『もう6年生なので1人で頑張ってもらう』

といった、子どもの年齢や成長段階に応じた対応も見られました。

なかには「すでに宿題を前半で終わらせるタイプ」「手伝うことを嫌がる子ども」など、子ども自身の力で完結するケースもあるようです。筆者の息子はまさにこのタイプ。親の出番が少ないのも、それはそれで寂しいものですが……。

ちょうどいい関わり方を模索する声も

「手伝う」と「手伝わない」の間で揺れるコメントもありました。

『同居の義母が、妙に張り切っているので、私は3歩も4歩も下がってみている』

『子どもから「ママより誰々とやりたい!」と言われたら、その指名相手に連絡してお願いする』

『手伝ってと言われたら手伝います』

「子どもに頼まれたときだけ」「見守りやヒント出しはする」といった“中間的”なスタンスのママたちもいます。また「義母に任せる」「子どもが指名する相手に任せる」など、親がすべてを管理するのではなく、子どもが自主的に動ける環境づくりを意識する家庭もあるようです。

思えば筆者も、姪や甥が小学生時代は夏休みの宿題のサポートをよく引き受けていました。親が一緒に取り組むと、とかく喧嘩に発展しがちですが、叔父や叔母が手伝うとなるとお互いに遠慮がある分、スムーズに進むことが多々あり……。宿題する場所を変える、保護者以外のサポートメンバーを探す、などはおすすめです!

保護者の思いは「成長してほしい」に尽きる

ママたちのコメントから見えてくるのは、「手伝う」「見守る」といったスタンスの違いがあっても、根底にあるのは「わが子に成長してほしい」という願いです。 自由研究や作文など、親のサポートが必要になる場面はありますが、“やりすぎ”が子どもの自立を妨げる可能性もあるでしょう。子どもが自分で考え、最後までやりきる力を育むには、適度なサポートと見守りのバランスが求められているようです。

子どもの”自分でやる宿題”を導くのは親の宿題

今回のアンケートからは、子どもの宿題をめぐる親の悩みや試行錯誤が浮き彫りになりました。「全部手伝う」でも「一切手を出さない」でもなく、大切なのは“子どもが主体的に取り組めるようにどう関わるか”ということでしょう。この夏も、全国の家庭で「親子の宿題」が続いていきそうです。

【アンケート概要】 総回答数:949票 調査方法:インターネット 調査月:2025年7月 調査・分析:ママスタセレクト編集部

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